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地震による液状化について

1・1能登半島地震は、特に液状化した土地の損壊が大きかったようです。

隣部落の川沿いの部落に限って言えば、8割が危険の赤紙が貼られてしまいました。

空家が1棟全壊
45度に傾いている蔵が数棟
家屋の8割が傾いています。

今までの地震で何事もなかった家屋が今回被害にあったのです。

地震による液状化とは、地震が発生した際に、地盤が液体のように振動し、その結果、地盤が液状化する現象です。

地震が発生すると、地盤が振動し、地盤の粒子が密着している状態が崩れ、粒子同士の間に水分が入り込むことで、地盤が液体のようになります。

これにより、建物や道路などの構造物が沈んだり、崩壊したりするのです。
特に、地盤が水分を多く含む砂や粘土などの地盤では、液状化が起こりやすいようです。

他市町も見てきた限りでは、川・河・沼・潟・海の近くが発生しやすい場所のようです。
上記すべての場所に発生するとは限らないと思いますが、液状化した場所は100%上記場所の近くです

気の毒なのは、昨年新築した家屋が、要注意の黄色い紙を貼られました。

従って、どんな高度な耐震設計の家屋を建てても、液状化しやすい宅地だと耐震設計が役に立ちません。

家を新築する場合、まず宅地の環境や地盤の調査が重要ではないでしょうか。



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さかけん
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