どうしても会いたい「君」がいた
こんにちは。
ジャニオタ出身、現在はスターダストプロモーション所属のアイドルグループ「M!LK」を中心に応援しているアイドルオタクです。春ツアーのメインビジュアルのティザーが公開され、ドキドキワクワクしています。チラ見え時点で分かる、「衣装大優勝」。
生写真を無限回収しないように気を付けます。
さて、今回は他界隈のアイドルについてお話ししたいと思います。
「EBiDANのことじゃないんかい」と思われた皆様、申し訳ないです。
どうしても会ってみたかったアイドルに会いに行くことができたので、思い出を残しておきたくて…
それでは、書いていきます。
私は元々、とある女性アイドル事務所を追っていました。
オタク歴は今年で5年目です。ちなみに、基本的に在宅なのであまり偉そうなことは言えないな…と思っています。
メンバーの変動が多く、「良いな」と思っていた子がすぐに辞めてしまうこともあります。「もう応援するの辞めてやる!!!!」と思いながらもがむしゃらに頑張る彼女たちから目を離すことができず、何だかんだここまで推し続けています。好きなんです。どうしても。
ちなみに、昨年の夏には最推しグルが解散(改名&移籍なので過去の曲が歌えなくなった)、今年に入ってすぐ他のグループの推しメンが退所しました。
研究生のグループも好きだったのですが、全員退所しました。
皆元気にしているといいな…
さて、丁度去年の今頃。
これまで女性アイドル事業しかやってこなかった事務所が、男性のアイドルグループを作るための合宿オーディションを開催しました。
3泊4日。
オーディションの様子は、24時間生中継されます。
メンズグループを作るか否かも決まっていなくて、もしかしたら全員不合格&メンズグループ構想は白紙という展開も有り得る状態でした。
毎年行われる女子の合宿オーディションを楽しみにしていた私は、メンズのオーディションも見ることを決めました。
ジャニオタなので「イケメンの子いないかな」という好奇心もありました。
事前に候補生のtwitterアカウントをフォローし、何となく顔と名前が一致するようにして準備は万端。
「彼」との出会いは初日の歌唱審査でした。
例年声が出なくなってしまったり、息が上がってしまう候補生もいる中、歌詞を間違えながらも歌い切った姿が素敵でした。
何より印象的だったのはその歌声。マイク乗りが良い、よく通る声でした。
これからもっと上手くなる…(ジャニヲタの勘)
私がグループ作るなら、この人をメインボーカルとして入れたい…
「この歌声を活かさないのは勿体ない!!合格してくれ!!!!」
このオーディションでの推しが決まった瞬間でした。
ここから画面越しにオーディションを見守っていくわけですが、
私の推し候補生はとにかくよく喋る。めちゃくちゃ喋る。
全員初対面だから緊張もするだろうに、他の候補生にガンガン話しかけてトークを回し始める。恐ろしいコミュ力。
そしてご飯タイム中に気づきました。
左利き。
好きだ…(※重度の左利きフェチ)
…あと、顔が好き。好きなタイプの顔。(シンプル)
あまりに陽キャ過ぎたため、コメント欄の中では某「テイッ!」のお兄さんの名前で呼ばれ始めました。
寝る時間になって消灯しても、寝ない。笑
「はよ寝ろ手越」が流れるコメント欄。楽しい。
しかし、ムードメーカーな姿とは正反対に、パフォーマンス審査ではどこか自信が無さげ。
ダンスが苦手らしい。ただ、この事務所で1番大切なのはスキルではありません。
「お客さんに届けたい!」というパッションです。
歌詞を忘れても「ラララ」で乗り切る。
踊れなくてもキメ顔を貫く。これが大事。
「あれだけ歌えるんだから自信を持ってくれ…!」とパフォーマンス審査の度に思っていました。
コメント欄でも「歌は良いのに」「あとは自信持つだけだよ」というメッセージが流れ始めました。
「上手く行ってくれ」という視聴者の思いが届いたのか、3日目の審査では見違える程の成長を遂げていました。見ていて泣きそうになった。
その後、「チーム内の話し合いで脱落者を決める」という地獄過ぎる時間があり、そこで彼の脱落が決定。最終日は脱落者チームと生き残ったチームに分かれてのパフォーマンス審査です。憔悴しきった候補生たち。泣き出す人が続出するお通夜状態の中で明るく振舞い、チームの雰囲気を前向きにしていく姿に心を掴まれました。
この時点で「もう何が何でも受かって欲しい」と思っていました。
オーディション期間中毎晩行われる投票タイムでは毎回彼に投票し続けていました。
そして迎えた最終日、パフォーマンス審査。
「この中に合格できねぇやついる?いねぇよな!!」
彼の叫びから始まったパフォーマンス。
空気を変える天才だよ、君は…。
画面の前でボロボロ泣きながら見ていました。
そして、いよいよ合格者発表。
4日間に渡って応援してきた推しの名前が呼ばれました。
そこから準備期間に入り、もう一度オーディションを開催して最終メンバーを決めることになりました。
この時の嬉しさを、今でもよく覚えています。
画面の前で固唾をのんで見守っていたので、名前が呼ばれた瞬間体から力が抜けていくのを感じました。
どうしてここまで彼に入れ込んでいるのか自分でも分かりませんでしたが、とにかく「チェキを撮りに行かなくては…」と思いました。
2回目のオーディションを経て最終メンバーが決まりました。
私が住んでいる地域と彼らの活動拠点は距離があったのですが、
今はSNS社会。
イベントを見に行ったファンの方々が、これらの映像を全てアップしてくれていました。
この時の私は、関西地域を中心に行われていたリリイベの映像を全部チェックし、振り付けを頭に叩き込んでいました。オーディションの時から見ていた人たちが、立派にアイドルグループをやっている。この事実だけで泣きそうなくらい嬉しかったです。
そして、私のいる県でもイベントをやることが発表されました。
…会いに行くしかない!!!!!!
在宅オタク、初のリリイベです。
ちなみに、対面形式の特典会も人生で初めてです。
去年の秋に吉田仁人さんとの電話特典会を経験したレベル。
接触偏差値はかなり低い状態でした。
緊張して喋れなくても良い、ただ「オーディションの時に毎日投票していた」ということだけ伝えられれば…
そして始まったリリイベ。
普段通っている現場では絶対に有り得ない、超絶至近距離。
手を伸ばさなくても届いてしまう距離に、すっかり頼もしくなった推しメンが立っていました。
ダンスが出来なくて下を向いていた彼は、もうどこにもいません。
グループの中では歌の「核」を担う歌唱メンになり、苦手だったダンスも成長中。
馴染みのお客さんにレスを送る姿はアイドルそのもの。
もう、嬉しくて嬉しくて…
その後のチェキ会では、毎日彼に投票していたことを無事に伝えられました。
人生初のチェキだったのですが、さすが陽キャ。
パーテーションを乗り越える勢いで話しかけきて、こちらが少しびっくりしてしまうくらいのマシンガントークを繰り広げてくれました。
剥がしの後も離してくれなくて、「ありがとう!またね!!」のやり取りが3往復くらい出来ました。
私、剥がされてるんですよ。(嬉)
本当によく喋る。その賑やかさに、救われる。
これまでは「オーディションの時から応援していた人」だったのですが、この日を境にアイドルとしてもしっかりファンになりました。
正直なところ、ここ数ヶ月の間、女性陣の推しに大きな動きがあったことでモチベも下がっていました。「私、このまま降りてしまうんだろうか…」と悩むこともありました。
でも彼らに出会えたことで「まだまだこの事務所を追い続けよう」と思えました。感謝しかありません。
陰ながら活躍を見守っていきたいと思います。
また会えたら嬉しいな。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
まだまだ始まったばかりだけど、頑張れ!!!!