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どうやったら幸せになれるんだろうね

顔のコンプレックスは多分一生尽きない。
埋没をしてから半年経過した今、その前よりはメイク映えするしマシな顔面になったけど、普通に満月レベルに顔でかいし顎出てるし頬周りの毛穴ぽこぽこだし鼻の形左右で違うし横顔がだらしなくて終わってる顔してる自分だけど、じゃあ死に物狂いで働いて整形費用貯めてるかって言われたらそんなことはない。
正直、昔より顔を良くしなきゃ良くしなきゃっていう想いに囚われなくなっている。
単純にこの顔に慣れたのか、それともこの顔が等身大の自分で、この顔に見合う幸せを見つける尊さがあることを知ったからなのか自分でも分からない。

YouTubeなどで美容医療などに関する情報を発信されている「たまごちゃん」をご存知ですか!その方のショート動画をよく見るんだけど、ある動画が目に止まった。
「整形前に戻れるならこれだけは自分に教えてあげたい」というタイトルのショート動画。
たまごちゃんの話を要約すると、
「整形をしても幸せにはなれない。なぜなら整形をしてかわいいだけで何とかなる20代は人生においてあっという間で、その期間他人にちやほやされ甘え依存してた人間と地道に努力し続けた人間ではその後の人生あっという間に差が開く。そのため本当に幸せになりたいのなら外見だけにとらわれず勉強や仕事に向き合うべき」と言う内容。
めちゃくちゃ的を得てると思うしほんとにその通りだと思う。
だけどこの動画を見ながら感じた違和感。
このたまごちゃんの考えって「顔が可愛い子=他人に甘え、与えられることに慣れきっている人間」っていうステレオタイプが前提なんじゃないかな。
でも私たちは顔が可愛くて周りからちやほやされて与えられることに慣れきっただけの女が傾国の美女ほど美しくても何の嫉妬もしない。
てかそんな女見ても全く病まない。
私たちがいつも話してるのはそんな女じゃなくて、稀にいる「顔面だけで無双できるほど可愛いのにそれに甘えず努力し続けて勉強頑張って趣味も充実してる女の子」だよなぁ。
高校の時私の周りにもいた。嫉妬もできないくらい可愛かったし性格も良くて努力家だったからその子に対して苦手意識とかは最早なかったな。
でもその子を見るたびに自分のことは嫌いになった。当時ちょっと気になってた人が「○○(そのめっちゃ可愛い女の子)はガチで可愛い」って話してるのを聞いた時は結構メンタルやられたよぉ( ;  ; )
でもその子に対して「お前は顔だけだろ」って言えない。悔しい。事実、頑張ってしまってるから。

今でも思う、顔が可愛ければ、私が努力している全て、顔が可愛くないんだから当たり前だろって済まされない。
私が今してるしょーもない努力、今の私では毛ほども他人から評価されない努力、かわいければ100倍くらい尊いものとして扱われる。
可愛いのにえらいね。可愛いのに頑張ってるね。そんな言葉大嫌い。
努力も死にたさも、顔面みたいなしょーもないのに左右されたくないしそれが原因なんて悲しすぎることあって欲しくない。

でも、、こんなこと書いてる私が1番顔に囚われてる。
可愛く生まれたかった。
どんだけ頑張ってもでもこんな私より可愛くて私よりたくさん努力してる子たくさんいる、その思考にたどり着く。
結局幸せになるためには、どうしたらいいんだろう。せめて頑張れるようになりたい。
今の自分はダメダメすぎて、大嫌い。

幸せになりたい、そのために傷つきたい。

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