外資系企業で試用期間延長&解雇予告された人の顛末と学び…
こんにちは。
先日外資系企業に転職したのですが、
転職直後の試用期間中にPIP(Performance Improvement Plan ※パフォーマンスが低い社員の改善計画書)送りとなり、危うく解雇されそうになってしまいました。
当時は精神的にきつかったのですが、今は少し心の余裕も出てきたところで、忘れないうちに当時の学びを共有したく。
そこそこ辛い現実を経て学べたこともありますので、興味あれば読んでみて下さい。
●事の経緯
約2年前のことです。
事業会社から、外資コンサルとなった私は、年収が前職の600万から1,200万円程度に2倍アップしました。
一般的に未経験でのコンサル職は、書類選考の時点で1発アウトです。
元々は自分もダメもとで受けていました。
ただ応募先が人材難ということもあって(後から気付くが、ちょうど自分が入社する前の月に退職した人のリプレイスが決まってなかった)、晴れて入社できたのです。
まさか自分が外コンになれるなんて思ってもいなかったので、「これまでの経験と実績が認められたのだ!」、「ついに世の中が自分を理解できる時が来た!」と、入社前は自信に満ち溢れて入社日を迎えました。
●入社後
入社後3カ月間は研修期間・試用期間です。
この期間に多くの人は、転職先の企業でのやり方、働き方、足りないスキルのキャッチアップを行います。
前職の実績を引っ提げてきている自分は
毎月振り込まれる手取り額が2倍程度になり、まるで天国気分だった。
●通告
入社後3カ月が経過。
ちょうど試用期間が終わる1週間前の出来事でした。
毎週定例の上司との1on1が通常通り始まり、いつものごとく会話が始まるのですが、、、明らかに上司の顔が曇っているのが分かりました。
最初は「疲れているのかなー?」ぐらいに考えていたのですが、ミーティングの終盤になると、話題は本採用の話となり、その時さりげなく試用期間の延長を伝えられたのです。
まさか過ぎて、最初聞いた時は理解するのに時間がかかたのですが、その後メールで正式に試用期間延長の連絡があり、試用期間延長期間という現実を突き付けられたのでした。
●その後やったこと
4日ぐらい経ったら、少し冷静になれた。
そして現実的に何をすればいいのか考えて、以下のことをやった。
1.失業保険について調べた
日本は保険関連に関しては、本当に手厚いと思った。
自己都合での退職でも3カ月間は失業保険が出るし、
会社都合であれば最長1年半出るとの情報を知った。
しかも金額ももちろんフルでは出ないが、最低限生活できるレベルの金額が支給される(大体2/3程度である)。
プライド的には本当に悔しいが、食いぶちがなくなることはないので、少し安心した。
2.会話・打ち合わせは全て録音
そもそも日本において、試用期間中であれ、原則よほどの事情がない限り解雇はできない。
しかし外資系だと、本当にそこら辺の感覚がずれている。
試用期間中を文字通り、試用期間と受け止めていて、合わなければ解雇できると考えている。
が、日本ではそうはいかない。
ということをYou Tubeで知り、どうせなら、企業相手にして裁判起こして戦ってやろうと考えた。
負けてもいい。それが糧になるなら。
そこでまずは軽く弁護士に相談したところ、
今後の会話・打ち合わせは録音しておくようにとのアドバイスをもらい、そうするようにした。
というわけで、第一弾はここまで!
ニーズあれば、今後は結局その後どうなったのか、書いていこうと思います。