#ゴルフ 上田のゴルフ物語。特別編11ですよ!
◉さあ!始まりますよ!
・ある大きな会社を経営する、社長がいた。温厚で人物であった。人情身も厚かった。ただ、酒癖がとても悪かった。極めつけは、覚えてないのであった。本当か嘘かは誰も知らない。会社全体の飲み会があった。会社内の女性は、割と可愛い人が多かった。昔は、「セクハラ」などと言う事は、あまり重要視されていない時代であった。が、しかし今は違う。言葉においても、凄く気を使う時代となった。いつも大人しく、温厚な社長。酒が入ると、注意が必要となる。男性役職は、気を使った。社長の記憶が無くすことも知っていたからである。社長は、特別、女性が好きと言う訳でも無かったが、酒が入れば、やはり男性である。スケベな心が出る。話のついでに、女性の肩などに触れながら、たわいも無い話をするのであった。社長だからと思う女性は、まだ良い。女性たちとなってくると、やや違ってくる。私には、話し掛けてもくれない。ましてや、特定の女性と話す時だけ、ニヤニヤしたらまずい。女性たちを相手にする時は、皆平等に対応しなくてはならない。しかし、酒が入った社長には、ちと荷が重過ぎた。やってしまったのだ。
・思わず、可愛い女性の胸に、触れてしまった。勿論、社長の意識は、触れてない。しかし、相手の女性からすれば、酒の席で、「私の胸に、社長が触ってきた。しかも、酒の席で」となってしまう。大会社の社長のスキャンダルは、マスコミが騒ぐ。特にセクシャルハラスメントは、皆が飛びつく話題。直ぐに騒ぎ出した。もう、止めようもない。社長は、記者会見を開き、言い訳をした。「男らしく無い」との批判。しかし、本当に覚えていなかった。警察の取り調べでは、お咎めなしとなり。示談で解決したが、社会は許さなかった。会社の売上は、下降の一途を辿った。酒は怖い。
今回は此処まで!次回をお楽しみに!
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