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下刈りは暑さと蜂との戦い

 こんにちは。山では下刈りの真っ最中です。

 前回の投稿で、下刈りについて「苗木の成長を妨げる雑草や雑木を刈る」とざっくり書きましたが、実際には何をしているか。はい、写真で見るとこんな感じです。庭先の草刈りと違い、年一回の機会なので草が生き生きとしていますね(笑)

草だらけの斜面を刈払機(草刈機とも言う)で刈り進めると、
隠れていた苗木が顔を表す
写真右が下刈りを終えた場所。斜面はすっかり刈った草の茶色に染まった。左は下刈り未実施のエリア

 杉やヒノキの苗木は、植えてから5年ほどは周囲の下草の勢いに負けて埋没してしまうので、これを除去します。この、「人が手を掛けてやらないと育てない」というのが何とも頼りないですが、妙な愛着を湧かせもします。植わっている間隔は2メートル弱。「この辺りかな」と見当をつけながら、苗木をぶった切んないよう注意し刈払機を振り回しています。

 今いる現場は標高700メートル以上あるので、市街地と比べるとだいぶ暑さは和らぎますが、とはいえ暑いものは暑い。木を伐った跡地で行うのが植付け及び下刈りなので、日差しを遮るものがほとんどありません。空調服が活躍しています。

 暑さに加え、蜂も大敵です。ウドの花の吸蜜に余念のないキイロスズメバチをはじめとして、すぐ近くを飛び回っています。蜂ならその辺の空き地や野原にもいますが、こうしてみると「蜂は山に住んでいる」ということを実感します。今シーズンは幸い、小さい蜂に手の甲を刺されただけでまだ済んでいます。

 引き続き安全に注意して今期の下刈りを乗り切りたいと思います。

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