LAP8期経済単元 予習
◎講師:津屋崎ブランチLLP代表 山口 覚 氏
〈共通問題〉Q1:「討論と対話は何が違うのか?」
「討論」と「対話」の違いについて、熟語の成り立ちから考えてみた。
まず「討論」。
こちらは「討つ」、「論ずる」という漢字から成り立っている。
討つ・・・”相手を”討つ。相手を論ずる=自身の論理を展開し、論理という武器で相手を倒すというイメージ。
討論の場では、話し合いを行い、最終的に1つの意見を導くことがその場のゴールのような気がする。
討論=discussion
次に「対話」。
こちらは「対になる(向かい合う?)」、「話す」という感じから成り立っている。
対話の場では、話をすることそのものがその場の完成形で、場のスタートでもありゴールでもみたいな。
寄り道ばかりの通学路というイメージ。
対話=dialogue
討論はゴールや結果があるけど、対話にはゴールが無い、無くても良い。
〈選択問題〉Q2-3:地方創生で起きていることについて?50字以内で答えよ。
AチームはQ2-3地方創生を選択しました。
”地方創生という言葉が言われて10年以上が経ちます。その結果、地方に何が起きているでしょうか。
そのことについてテレビやネットニュースなどを調べてください。
「地方創生」とは、「各地方で住みよい環境を確保し、東京への一極集中や人口減少に対応する社会をつくる取り組み」のことを言い、この言葉が生まれた結果、様々な事例も生まれた。
そんな事例の1つ1つは、その地域でやったからできたことであって、他の地域が真似をしようとしてもうまくいかない=同じ結果にはならないと思った。
しかし、同じ結果にならない=失敗なのか?と言われるとそうでもない。目的が違えば結果に対する考えも変わるし、これって解釈主義っぽい?かもしれない。
寄り道の話
チームの話し合いの場でこんな言葉が出てきた。
ベーコン?ベンサム?
アウトサイダー・アート?(こちらは少し話とずれるけど)
いままで哲学の世界に触れようとしていなかったから、言葉がどれも新鮮。
1つの考えが出たら必ず対立する考えが出て、そしてその間をとった考えが出て、哲学の階段が一段上がるみたいな。
哲学にそんなイメージを持つと、少し興味がわいてきた。
新しい問い
「らしさ」ってなんですか?
地域らしさ=その地域特有の何か?強み?
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