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昔の病のなおしかた(2=おしゃもじ様)

スクナヒコナのひとりごと

昔の人(江戸時代)は 殺生や病に対する反応が考えられないぐらい強くて、気合いと根性で何とかしていたのか? と思ってしまう凄い世の中でした。そんな時に見つけた神様(アイテム)が、なんと 

      おしゃもじ

             さまでした。

場所は、高尾駅のすぐ近く。

熊野神社
右下にあります熊野神社
この場所は、公園でもあります。

何処にでもありそうな普通の熊野神社。それだけだと思っていました。

熊野神社

公園の中心にあります熊野神社。その左側にお稲荷さん。右側には、いくつかの祠がある。それだけだと思いますよね。

ところがこの祠の中に 普通ではない物が紛れ込んでいたのです。

六つの祠が並んでいました。

お杓文字様 ? おしゃもじって、ご飯をよそう時に使う物ですよね? いわゆるヘラのようなものですけど。

お杓文字様の由来

なんと、かつて ばばあ森 と呼ばれていた所にあった祠に おしゃもじがあったとか?

(何故、祠に おしゃもじ が?)

しかも この おしゃもじ でご飯をよそうと風邪が直ってしまうとか? 

ご飯を風邪を直すご飯に変えてしまう凄さ?
ほとんど、魔法のおしゃもじですね!

この祠におしゃもじ様があったのでしょうね。

残念ながら この魔法のアイテムはこの祠の中にはありませんでした。

こんなことでも地元の民間信仰のひとつだと思います。今は おしゃもじが無くとも風邪をひいたら手を合わせてみたくなる。満足な薬のない時代には、藁をもつかむ思いで頼ったことだと思います。 

昔の病のなおしかた (2=おしゃもじ様) でした。

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