はじめまして
令和3年度社会保険労務士試験に合格、2022年9月に事務指定講習を修了して、開業準備中の「にゃんこちゃん」と申します。最近まで、飲食店チェーンの店長やマネジャーとして働いていました。
今でこそ珍しくはありませんが、私が初めて店長に就任した当時、女性店長は非常に稀で、毎日必死だったのを覚えています。
不規則勤務、長時間労働は当たり前で、売上対策はもちろん、現場作業、対外営業に加えて労務管理、採用、教育、…など業務は多岐にわたりました。それでも、たくさんの人に支えられて、毎日楽しく働けていたと思います。
「労務管理に携わっていた」といっても、本格的に法律を勉強したわけではなく、当時はわからない事だらけでした。問題があれば人事部に問い合わせて、何とか対応する…そんな感じだったと思います。そんな私が本格的に社労士試験を目指したのは、妊娠・出産がきっかけでした。
最初の子どもを授かったのは4年前です。それまで私は、妊娠しても産休まで当たり前に働いて(無知ですね…)、出産後も定年まで働き続けるものだと思っていました。しかし出産には至らず…。次の子を妊娠した際は休職の道を選びました。
ずっと仕事をしてきたので、休職中はとにかく毎日が不安でした。
「収入は0なのに毎月請求される社会保険料。これはずっと支払わなければならないの?」
「休職して戻れる場所があるの?」
「そもそも、子育てをしながらこの仕事を続けられるの?」等々…。
そんな不安を少しでも払拭しようと始めたのが、社労士試験の学習でした。
運よく育休中に合格し、復帰の際には、資格を活かせる部署への異動を願い出ました。しかし条件が折り合わなかったため、思い切って退職し、開業することを決心しました。
手のかかる2歳児を育てながら、亀スピードではありますが、開業準備を進めています。休職中に感じた不安、前職や子育て中の経験などを糧に、「人に寄り添う社労士」を目指して行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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