渡辺みのりに誰の影を見たか
皆さんこんにちは、ボルメテウスホワイ徳本です。
最近私はSide Mの楽曲をよく聴いています。
先日Side M楽曲のサブスクが解禁されましたからね。いや〜、サブスクって便利ですね…
Side Mの主なファン層ってやっぱ女性が大半を占めていると思うんですけど、それ故に何と言うか『自分には合わないだろう』と勝手に敬遠してたんですよね。
でも2月に開催されるアイマス5ブランド合同ライブに両日参戦が決まったのもあって、
シャニマス以外の楽曲も予習しとくか〜
ぐらいの気持ちで聴いてみたら意外と良い曲あるじゃないですか…!
『STARLIGHT CELEBRATE!!』
『BRAND NEW FIELD』
『スマイル・エンゲージ』
ここら辺が結構お気に入りです。
他にも何曲かあるんですけど、好きな曲を語ることが本題では無いので省略。
さてその本題ですが、
先日Beitのメンバーの設定などについて調べていて知ったんですけど、この3人結構経歴が面白いんですよね。
ジャケ写の左側にいる高嶺清麿みたいな見た目の彼は鷹城恭二くんと言いまして、鷹城グループという財閥的な家の次男なんですけど、大学受験に失敗したことで父親に『できそこない』と言われ家を出て、名家の力に頼らず己の力のみで成功するためにフリーターをしていたところから後述のピエールくんに誘われてアイドルに転身…といった感じです。
なるほど、765でいうところの水瀬伊織みたいな感じですかね…
まあ家族との関係はあちらよりもかなり拗れているようですが…
そしてセンターのカエルを抱いている金髪の彼がピエールくん。
もう見た目はザ・王子様って感じなんですけど、彼はガチで某国の王子様らしいです。
祖国の王(父親)が倒れたことで継承者争いに巻き込まれるのを避けるために日本に亡命してきたらしいです。
アイドルとかやってて良いの!?
誰かを笑顔にできるからという理由でアイドルをやってるそうですが、自分の立場をもっと心配した方が良いのでは…?
ちなみにカエルのぬいぐるみの名前はカエール。そのまんまかい。
そしてそして右側のふわっとした雰囲気の優しそうな彼が本記事の主役の渡辺みのりさんです。
彼はアイドルをやる前は花屋の店長をやっていたらしく、実は重度のアイドルオタクなんだとか。
へ〜ちょっと意外だけど他の2人と比べたらまあまあ…って感じですよね。
他ブランドにもアイドルオタクのアイドルってのは存在しますからね、夢見りあむとか松田亜里沙とか三峰結華とかその枠ってことね?
あれ?そんなもん?キャラ弱くない?
………ちなみに彼は元ヤンです。
『茨城の鬼神』!!?
異名とか付いてたタイプの結構すごいヤンキーなんだ…
地元じゃブイブイ言わせてた系なんだ…
ちなみに彼は幼い頃両親と死別してます。
あぁ〜なるほどね〜…
そういう感じか〜…
アイマスってたま〜に家族と死別してる人いますよね…
その後叔父に引き取られて生活していたそうです。
ちなみにその叔父は他のヤンキー達との抗争に巻き込まれて亡くなってます。
!!!!???!?!?
いや情報量多いな!!!????
その後みのりさんは1人残されることになってしまい、叔父の遺品整理をしている時に叔父が好きだったアイドルのグッズを発見。
それを見て自分は叔父のことを何も知らなかったんだと後悔の涙。
そしてアイドルとは何かと研究していく中で自分もどハマりしてアイドルオタクに…。
みのりさんすげー境遇してんな…
そう思うと同時に私は彼にとあるキャラクターの影を見ました。
それが…………………
奥万倉新一さんです!!!!!
大人気漫画『将太の寿司』に登場する主人公のライバルの1人です。
将太の寿司の全国新人寿司職人コンクールの東京予選編に主に登場するキャラなんですけど、上の画像にもある通り彼は包丁さばきがめちゃくちゃうまいんですよね。
初登場時には緊張でガチガチになってた将太くんに優しく声をかけてくれて、将太くんと1回戦で戦った時にはその包丁さばきで将太くんに勝利するんですけど、審査員の計らいで両者共に2回戦に進出することになりました。正直奥万倉さんのピークはここで終わりです。
その後の奥万倉さんは将太と共に東京予選の決勝まで進み、四つ巴の戦いを繰り広げるのですが、まあ他のライバル達と比べても奥万倉さんは見せ場が少な過ぎるんですよね。
彼の武器であるその包丁さばきも結局、見た目重視の細工なわけで味の邪魔をしてるとかなんとか言われて最下位みたいな。
漫画の料理対決の宿命と言いますか、後に審査員が食べる方が展開的に勝ちやすいんですけど、
審査員『それではまずは奥万倉くんのから…』
みたいな感じで最初に食べられがちな印象で、結果的に最後に食べられるキャラクター達の前フリに使われることが多いんですよね。
そのせいかGoogleのサジェストなんかでも
『奥万倉 かませ』とか出てきますからね。
そんなキャラクターである奥万倉さんですが、
なんと元ヤンです。
彼もまた両親を事故で亡くしており、彼はその後いろんな親戚の家に世話になることになるのですが、
16歳の時自分の力で生きて行こうと社会に出た後も、若く技術も無い彼を雇ってくれる所など無く、自分に近付いてくるのは自分を利用しようと騙してくる悪い大人ばかり。
そんな世の中に絶望して彼はどんどん荒んでいってやさぐれていくのでした。
渡辺みのりさんにとって叔父の死が更生のきっかけとなったように、奥万倉さんにとってのそのポジションは不良になった彼をボランティアの保護観察として見守っていた磯銀(寿司屋)の親方でした。
当初はその存在をうざったく思っていた奥万倉さんでしたが、ある時、敵対していたグループからリンチに遭います。鉄パイプを振り下ろされそうになっていよいよここまでかと思った時…!
たかがボランティアの保護観察のうざったいくそじじいが身を挺して自分を守ってくれたのです。
渡辺みのりさんと違って磯銀の親方はその後も生きていますが、これを機に世間には信じられない大人達ばかりではないと改心し、彼もまた磯銀の職人として新たな道を歩んでいくこととなるのでした。
いかがでしょうか?
渡辺みのりさんと奥万倉新一さん、境遇が似ていませんか?
まあ元ヤンのキャラが何かの事件をきっかけに改心して…って設定はありふれたものなのかもしれませんけど、私は確実に渡辺みのりさんに奥万倉新一の影を見ました。
『アイドルマスターSide M』、『将太の寿司』
どちらもオススメのコンテンツなので是非皆さんも触れていただきたいと思います。それでは。
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