彼氏いない歴10年超の38歳女が、結婚相談所に入会した理由
2023年1月1日、人生で最初で最後の婚活をスタートした。
これから、ここにリアルな活動の記録を記していこうと思う。
初回の投稿は、私のプロフィール、終わっている恋愛観、結婚相談所に登録した経緯を記してみようと思う。(ここ2年で人生が大きく変わったこともあり、結婚相談所に登録した経緯迄いきつくまでが長いのだがご了承を。)
まずはプロフィール。
都内在住の会社員で、編集の仕事をしている38歳の女だ。身長162㎝、体重60㎏のぽっちゃり系の非モテ、酒飲み。年収は620万で、贅沢とは言えないけど、それなりに悠々自適に暮らしている。
恋愛に関してだが、現在進行形で恋愛に本当に興味がない。
そもそも男性があんまり得意じゃない(異性愛者ではある)。
中学時代、男子からイジメにあってから、「男子が苦手」になり、その感覚のまま38歳まできてしまった。
とは言え、一応彼氏だったり、彼氏未満、ワンナイトな人がいた経験はある。でも好意をもたれても、毎回カエル化現象が起きてうまくいかなかった。
自分から告白したことは、人生で一度もない。「私なんかに好かれても迷惑だろう」という思いが根底にあるからだと思う。
そんなこんなで、思春期早々に恋愛、というか異性との
コミュニケーションに挫折した私は、大学卒業後は仕事に邁進してきた。
私は、幼少の頃から「編集者」になるのが夢だった。
新卒時には叶わなかった「編集者」の職につくべく、
編集・ライター養成講座に通い、転職活動をした。
20代は「編集者」になるべく、奮闘した。
めでたく中堅出版社に内定をもらい、夢だった雑誌編集者になった。
その後、キャリアップを目指して、有名出版社へ転職。
正社員から契約社員になってしまったけど、
「ほぼ100%、正社員になるから」
という人事の言葉を、100%信じて入社した。
恋愛とはほぼ無縁、
でも超超超×100000、充実した編集者生活。
まさに「人生最高」。
そこで、人生最大の悲劇は起きる。
雇用契約をきられてしまい、無職になってしまうのだ。
昨日まで、誰もが羨む超キラキラな職場で働いていたのに、
ハローワークで失業手当の申請をしている自分…
あの時味わった惨めさ、悲しさ、悔しさは
一生癒えない傷として残った。
そこから失意の中、転職活動をして今の会社に入社した。
※…と、婚活を始めるまでの話がかなり長くなってしまったが、
ここからが本題!
一昨年のクリスマスイブ、私は入社準備のため丸の内の病院で健康診断を受けた。健康診断を受けた後、「せっかくだしイルミネーションを見て帰ろう」と思い立ち、ふらふらと歩きだした。
そこで、私はあることに気づいて、大変なショックを受けた。
「カップルしかいない…」
そう、クリスマスイブの丸の内にはリア充なカップルしかいなかったのである。しかも、みんな本当に楽しそうに笑っていて、装いも上品で、
幸せオーラで発光していた。信じられないくらい眩しかった。
本当に、リアルに、一人で歩いてるのは女性は私だけだったと思う。
私は毎年、クリスマスと言えば当然のように仕事をしていた。
年末進行で忙しい時期で、年末のイベントを楽しむ余裕なんて皆無。
そして、私はそんな「この時期にも仕事をする自分」が好きだった。
だからこそ、私は目の前の光景に衝撃を受けた。
「世の中の人は、こんなに充実した日々を送っていたのか」と…。
免疫のない非リア充が、いきなりリア充界の中でも最上級の
「クリスマスの丸の内」に丸腰で踏み入れてしまった時の
ショックたるや!!!!!
「私は、ここにいるべきではない」
景観を損ねる者は立ち去れ、すぐに自分に自分が言った。
決して、惨めだったり悲しかったりしたわけではない。
ただただ、自分が知らなかった世界の現実に驚いたのだ。
この出来事が、
じわじわと私の価値観を変えていき、婚活を始める原体験となる。
今回はここまで。
次回、現在の仲人さんとの出会いについて記そうと思う。