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子供の読解力

アトリエ小さなお家はおかげさまで今年も最後のレッスンを終えました。12月はお正月飾りをつくりました。来年の干支の貼り絵(シルエットの張子は予め作っておきました)を絵馬につけて、未知の動物?龍を描きました。庭でとった南天の赤い実や、折り紙の扇、水引を丸めたりしてリースにつけて仕上げます。なんとも目が優しく笑顔の可愛らしい龍が沢山できました。来年も良い年になりそうなお飾りです。

巷では最近、今の子供には読解力がないと話題になっています。はたして、私達が子供の頃は読み解く力はあったのかな?と個人的には思っていますが、読み解く力は磨けばひかるセンスと同じの様な気がしています。毎月テーマを決めて制作をしていますが、そのテーマについて会話をすると、低学年でも驚くようなエピソードを知っていたりします。今は日々の生活の中でインプットする情報は沢山あり子供達なりに感じて、読み解いています。それをアウトプットする機会が今は昔よりも少ないだけなのかもしれません。アウトプットするという自分の知識や思っていることを言葉では伝えるのが苦手な子は、絵や工作を通して伝えることもできる、それがうまく伝わるとどんどんやる気になります。自分が読み解いた、感じた言葉や思いを芸術を通して表現できるそんな環境を作っていけたらと思っています。
ひと月毎に会う子供達の成長スピードに驚き、嬉しくパワーをもらった一年でした。
来年も色々な企画を考えています。興味のある方は是非一度遊びにいらしてくださいね。

子供達の未来が平和で穏やかであるように
クリスマスに願いを込めて。