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初めての海外、ニューヨークひとり旅、2023年

これは、私が初めての海外旅行でニューヨークに一人で行った時のお話です。費用、行くまでの準備、現地での肌感触などなど書き記します。ひとり旅を計画している方の参考になればと。



旅行概要

日程:2023/11/11 - 11/16  4泊6日
費用:約33万円(航空券、ホテルバウチャー。2人1室を1人で使う)
代理店:株式会社 N.I.T
宿泊場所:The Manhattan at Times Square Hotel
現地費用:5万円ぐらい
 リゾートフィー(ホテルでの追加費用)、デポジット(これは仮押さえ)
 観光チケット(MET、Moma、EmpireStateBuilding、RiseNY)
 交通費、食糧費
航空会社:アメリカン航空(日本航空のコードシェア便、運航はJAL)
 出発地:新千歳空港
 乗換地:羽田空港
 到着地:ニューヨークJFK空港
為替レート: 1ドル 140円ぐらいだったはず
他必要なもの:踏み出す勇気

日程感

2023/11/11からの4泊6日とはこんな感じです。
 1日目 羽田夕方離陸 機内泊
 2日目 JFK 夕方到着 NYC泊1目 日にち変わらず。。。
 3日目 NYC泊2
 4日目 NYC泊3
 5日目 NYC泊4
 6日目 午後JFK離陸 機内泊 日付変更線をまたぎ、日にちが進む
時間的なイメージわきませんよね。下に図にしてみました。14時間の時差なのでおおよそこんな感じです。行きは日本時間、現地着いたら現地時間なのでややこしいです。

時差14時間。日付変更線をまたぐので、こんな感じ

準備編

なぜニューヨークに?

 「ニューヨークに行きたいかー」、アメリカ横断ウルトラクイズでアメリカにあこがれた世代です。漠然とアメリカへの憧れがありました。
50歳を過ぎてから、ふと英語の勉強を再開しました。中学生の早い段階で英語に躓いてしまい、まったく英語ができない状況でしたが、少しでも話せたら楽しいだろうなと思いコツコツとやり続けています。でもそう簡単には上達はしませんね。Youtubeの英語学習系チャンネルを見始めて無性にアメリカへ行きたくなってきました。英語が話せるようになったら行こうと決め、そこからはコツコツと英語の勉強を毎日欠かさずたとえ5分でもやろうときめました。

 そんなこんなで3年弱ぐらいたちました。そんな中、勤続年数に応じてもらえるリフレッシュ休暇5日間をどう使おうか、使えずに終わってしまうのではないかという状況になっていました。旅行に行くにしてもまだ英語力に納得しておらず、当初決めた「話せるようになったらアメリカに行く」という状況には達しておりません。しかし、なぜだか「今だな」と感じ、そこから準備をはじめることにしました。思い立ったら吉日。パスポートすら持っていないところからのスタートです。

予約に関すること

ツアー旅行は二人からの開催で、一人ではツアーにはならないようです。そのためツアーではなく手配という形式になるようです。
ネットで検索して広告とか見たりして問い合わせ、返答のあった旅行代理店と何度かやり取り。個人旅行の手配という形になりました。

申し込みを終えて、支払いを済ませバウチャー(予約チケットみたいなもの)をもらうのですが、ホテル予約のトラブル対応がエクスペディアでした。幸いトラブルはなかったのでよかったです。万が一部屋がないなどのトラブルが発生した場合、ツアーなら代理店の責任範囲ですが個人旅行の手配代行の場合は、自分で解決しないといけないようです。何事もなくてよかったです。ちなみに、出発前にホテルには予定通り行くことと予約に問題がないかの確認メールを出しておきました。英語に自信がないのでテンプレをChatGPTに書いてもらいました。

実は、初めに紹介されたホテルがお隣のニュージャージー州でバス移動だったんですが、英語だめだし初海外旅行で一人旅、夜のバス移動は無理だと判断してマンハッタン内のホテルを提案してもいました。

英語力はどれくらい必要か?

公式な能力としては、英語力は高校一年生の時にとった全商英検3級。それとて怪しい。3年ぐらい前からDuolingoでコツコツと勉強中。しかし話せるレベルには無い。不安でいっぱい。入国審査が一番の難関ではないか?

パスポート取得。時間がかかるし写真は結構厳しいらしい

パスポートすら持ってませんでした。まずは写真準備。パスポートの写真は結構厳しいという噂だったので、有人での撮影(キタムラ)にしました。念のため微妙にサイズを変えた二種類用意してもらえ、万が一拒否された場合、取り直ししてくれると言ってもらえました。次、戸籍謄本の入手。で、やっとパスポート申請。2週間ぐらいかかるとのこと。5年もので11,000円、10年もので16,000円。結構するのね。

ドルを用意する。まるで人生ゲームのお札

カード社会だといわれていますが、現金しか使えない場所もあるという噂もあるし、ホテルのチップとかどうする?とか。ベットメイクにはチップいらない説もあったり。とはいえカード使えない場合のためにも現金は多少用意しておいたほうがいいかと思い、ひとまず200ドル準備。空港はレートが良くないと聞いたので事前に街中の両替所で。

現地SIMがよいか、WiFiルーターがよいか

今時はスマホが生命線。現地でスマホを使うにはどうするか。現地でSIMを買うか、海外で使えるWiFiルーターを借りるか。悩んだ末、WiFiルーターを借りていくことにしました。これが確実です。しかし、通話はできないので、万が一トラブルが発生し電話が必要になった場合は困ります。その時は現地の電話でやり取りするしかないと腹をくくります。
そもそも当時私が持っていた某中華製スマホで現地SIMが使えるか怪しかったし、通信バンドがどの程度対応しているのかもいまいちわからず、WiFiルータという結論に至りました。日本国内で流通している安価なAndroidスマホはいったいどの程度アメリカで通用するのか、回線の契約で国際ローミングはできるのかなどなど、いまも調べています。iPhoneやハイスペックAndroidスマホなら気にする必要ないのかもしれません。。。

11月のニューヨークは寒いのか寒くないのか、それが問題だ

11月のニューヨークはどんな感じか、寒いのや嫌ですが余計な荷物も持ちたくないし、替えの服とかどうする?現地で洗濯できるのか?とか、国内では悩まいことも相当悩みます。結局、寒さ対策は肌気レベルでの防寒対策と使い捨てカイロで何とかすることにしました。ヒートテック的なアンダーウエア上下準備。アウターはダウンがよいです。軽いし圧縮すると小さくなるし。そのほかは、最悪現地調達、ユニクロがあるし。
※結果的には全然寒くなく過ごせました。天候が順調だったこともあるかもしれません。

ESTA申請

偽サイトとは言えませんが、酷似した少し手数料の高いサイトが暗躍しています。公式サイトもわかりやすさは同じです。間違えずに公式サイトで手続きしましょう。旅慣れている知人ですら、やらかしたそうです。

観光パスは活用すべし

観光パスというものがいくつも存在しています。
公式サイトで予約すると、税金やらシステム利用料という謎の課金もあり、最終的には額面通りの金額よりも少し高くなるものがあります。観光パスならそういった謎の料金がかかりません。なので思った以上に安くなるのです。活用したほうが良いです。利用日数で買うものや、アトラクション数で購入するものなどいろいろあります。アトラクションによっては別途予約が必要になります。公式サイトでチケット買うのと手間は同じです。
デメリットは、お目当てのアトラクションが対応していたり非対応だったりと、どの観光パスを利用するのか比較検討は結構大変です。それもまたたのしいですけどね。

検討の様子。全部行ったわけではない。

結局使ったのはSightseeing Passというところデス。
https://www.sightseeingpass.com/en/new-york

チケット。これで2つのアトラクション用。

いざ出発

DAY1:初日は長い。1日が38時間。

千歳発
私は千歳空港からの出発です。手荷物は千歳で預けるとJFKまで行きます。羽田で乗り換えですが、その時は手荷物は引き取りません。そのまま引き継がれるようです。

羽田着
羽田で乗り換え。ターミナルの移動はリムジンバスか京急で。私はリムジンバスを利用しました。すでに外国人がちらほら。ドキドキ。

出国
セキュリティチェックを通過してそのまま出国。あっけない。なんだかんだで夕方の出発です。かるくご飯でも食べておくかと思い、しばらく日本食は食べられないなと天丼を食べましたが、後に実はこれが失敗だとわかります。

出国手続き後。基本、手荷物検査のみ

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