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高校生 無謀にも政治を語る

 政治に興味を持った時もあった。でも今は一寸の興味もわかない。政治について考えたり議論するのは恐ろしく愚かな好意だ。てかそう考える方が人生楽だなと。
 代わりもしない政治に憤慨するより、無限の可能性を孕む科学に生きる方がよっぽどマシだ。
 そもそも僕は政治や経済について語るのはナンセンスだと思う。だって答えがないから。もちろんある視点からの正しさは、ときには絶対的指標として存在することもあると思う。一方で、どのような時でも、誰にとっても正しい答えなんて、政治には存在しない。
 例えば戦争をするべきでないという言説は絶対的な正しさだと小さい頃から教わるが、一方でそれにバカ正直にしたがった憲法9条は既に破綻しかけている。
 右翼も左翼も視点を変えれば、あるいは規模を変えれば結局その根元は同じだ。
 一方で科学にはかなりの確率で答えがある。適当に数字を並べて方程式を作っても、解は存在する。あるいは解がないことが分かる。
科学について語ることは大いに意味があるが、政治について、特に初心者があれこれ語るのは不毛である。
 なぜ政治に答えがないのかというと、人々の欲望が絡むからである。量子力学と相対性理論が噛み合わないように、マクロとミクロ、すなわち地球単位で、国単位で、個人単位で何が一番幸福を最大化するかが異なるからである。
 であるならば我々はどうするのか。悪化してく日本政治や国際情勢をただ指を加えて待つしかないのか。そんなことはないと、僕は思う。
 政治に答えがないなら、答えのある科学を使えば良いのだ。例えば地球温暖化のために何をするべきかというのはまさに個人単位と地球単位で答えが変わってくる言説だが、科学を利用するとどうだろう。「光合成を効率良くできる機械や核融合による廃棄物も二酸化炭素もでない発電方法を開発して、個人の生活の質を落とさずに地球温暖化を解決できる。」

…はい。これで終了

 問題は極めてシンプルだ。政治家はとにかく科学技術に投資し、それで様々な問題を解決するだけ。
 品種改良技術が上がれば食料危機もないし、AIに諸々管理させれば汚職も不可能。
…完璧である。

核兵器、毒ガス、サイバー攻撃…
愚かな人類は科学をいつも間違った使い方で利用してきた。
今こそ科学の力で愚の骨頂である政治に終止符を打とう。

…とこういう風なことをいつも考えていたので形にしてみました。偉そうなこと言って申し訳ないです…

読んでいただきありがとうございます。

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