ひまわりの約束で首都高をぶち抜きたい~ Tokyo Groove Renovation~
(例のごとく今回も投稿者に断りなく勝手にYouTube上の動画を紹介している。
ここで書いた内容はあくまで個人の感想にすぎないので、注意していただきたい。不都合あれば消します。)
普段アカペラ用の編曲をするときはYouTube上のカバーなども参考にするのだが、先日YouTubeを漁っていたらこんな動画を見つけた。
夜空ノムコウ/SMAP(Covered by "Tokyo Groove Renovation")
なんだこのイカした奴らは
こういうのってソウルっぽいと言えばいいんでしょうかね?
原曲から少しテンポを落とし、まさにGroovyなアレンジが施された今作。
ハネ感のあるドラム(ハイハットの開け具合がたまんないんだ、これが)と楽器隊がバチバチにかみ合っていて非常にカッコいい。低めの存在感あるボーカルもクールだ。
原曲が寒い冬の夜ならば今作は風が心地いい夏の日の夕暮れともいうべきだろうか。
「あれから僕たちは何かを信じてこれたかな」と憂いをはらんだ歌詞がどこか希望を持ったセリフのようにも聞こえる。
一瞬でこのバンドにハマった私はすぐさまチャンネルを開いて他の動画を漁った。
ひまわりの約束/ 秦基博(Covered by "Tokyo Groove Renovation")
やってくれたな!!!!!!!!!!!!
馬鹿!!!!!!!
初手のゴキゲン過ぎるドラムを聴いて笑ってしまった。
彼らはひまわりを首都高の隠語とでも思っているのだろうか。
こんなにドライブに合うひまわりの約束があってたまるか!クソ!最高だ!(執筆時点で無免許)
7thがよく効いたクールなアレンジにキレキレのホーン隊がカッコいいし、間奏部で暴れまわるカッティングの綱渡り感がたまらない。
ボーカルに関してはさっきの夜空ノムコウ以上に歌声の素晴らしさが表れていて、太く芯のある声がバンド全体を牽引しているイメージだ。
「そばにいたいよ」というより「俺のそばから離れるな」とでも言ってそうな歌声だが、だからこそ「そばにいたいよ、君のためにできることが僕にあるなら」という謙虚な言いぐさがより際立つ。
ギャップ萌えってこういうことだったんですね・・・・・!
他にも宇多田ヒカルのtravelingのアレンジなんかはラテン的リズムが小気味良いし、ユーミンの春よ、来いは裏打ちの利いたスカ的アレンジだ。
traveling / 宇多田ヒカル(Covered by "Tokyo Groove Renovation")
サビに向けてジリジリと詰め寄ってくるような展開が最高で、それが解放された瞬間は本当に脳汁が止まらない。ありがとう、いい麻薬です。
春よ、来い / 松任谷由美(Covered by "Tokyo Groove Renovation")
特に好きなのは間奏のバース部。
ギターとベースのバトルを経てのサックスソロが脳汁を沸かす。
ほんとにどの曲も素晴らしいアレンジなので、
読者の皆様におかれましてはとりあえず全部聞いてきてほしい。大丈夫、全部聞いても1時間とちょっとしかないから。ちょっと長めのアルバム聴くくらいだから。是非皆さんも好きなアレンジを探してみてほしい。
ちなみにこのTOKYO GROOVE RENOVATIONというチャンネル、投稿は6年前から止まっている。
調べてみたところ、普段は音楽プロデューサーやプレイヤーとして様々なところで活躍しているメンバーの集まりのようで、多忙なのだろう。公式Twitter(現X)も動いていないようだ。
もし復活してくれるのなら、米津玄師のlemonとかやってみませんかね・・・?
とりあえず免許を取ったらこのひまわりの約束をぶん回しながらドライブに行きたいと思う。