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それデジタルで解決できるかも!?             スーパーの身近な問題を探し出せ!

デジタルで業務効率改善したい!

こんにちは、スーパーでバイヤーをしておりますアラフォー会社員です。
今週も 通常業務+店舗改装応援(3日)+パートさんの契約面談(急に)と
安定の不条理激務に打ちのめされています🤛👊🤜
しかし瞳の奥に宿った炎は消えない…🔥
むしろこんな状況から脱却するためにもデジタルで業務改善したい!
さぁ!野望に向かって今回も動き出すぜっ!!
今回のミッションは「皆が感じてる不満を探る」です。
皆の不満を聞いて改善すべきものを探してみます。

本記事は”初心者がデジタルスキルを学び小売業の業務改善”をするという
壮大な物語の第2弾です。 前の記事も是非読んでください!


困ってることある?皆の意見を聞いてみよう

ということで周りの意見を聞いてみました。
できるだけ多くの意見を集めたいので以下の方法で試みました。
・WEB会議の中での発信(to店舗担当者110名)
・同僚とのフェイスtoフェイス
・店舗巡回時に直接聞き取り

聞き取りをしてみて感じましたが、こちらからの一方的な発信では全然答えが返ってきません。 
WEB会議の中で110名に向けて
「現状を変えたいんだ!デジタルで改善できると思うんだ!皆の意見が欲しいんだぁ!!」
と熱く想いを語りましたがレスがあったのは1人だけ。。  
そう、スベりました😋
久々に聞いた心の骨折音。 えぇ、ポッキポキです🦴
結局フェイスtoフェイスで本音を話せる雰囲気を作らないとダメだなと感じました。
ちょっと脱線しますが、こういったコミュニケーションについてもデジタルで解決できるものがあればなぁと思いました。
だって私は人見知りなのです。

ChatGPTさんと考えた 渾身の一句(季語なし)

皆の意見

ⅰ.同僚バイヤーのお悩み~チラシの校正チェックがつらい

「チラシの数が多すぎてチェックが大変。 同じ日のチラシでも地域や競争状況によって内容が違うから何がなんだかわからなくなる。 
自動でチェックできるようなものがあればいいよね。」

同僚バイヤーB氏(アラフィフ・ベテラン)

わかります! これ本当に大変なんです!!
チラシは出来上がるまでに多くの人間の度重なるチェックがあります。

チラシ作成の流れ⇩
 ①バイヤーがチラシの内容(商品・価格等)を出稿。
 ②それに沿って印刷屋さんがチラシ紙面を作成。
 ③出来た紙面をバイヤーやアシスタントが確認。間違い無いかチェック。
 ④間違いがあれば修正連絡をし②に戻る。

価格や容量、パッケージ画像が合っているか等、結構気を使います。
他にも 景品表示法の有利誤認というものがありまして、通常の販売価格との差や直近で同じ商品がチラシに入っていないか等も確認が必要です。
さらに途中でチラシに修正が入ったり新しいデータに更新されたりで、同じチラシを計2~3回はチェックしなくてはいけないという地獄の作業デス💀 

【解決案】
日毎・地域毎にチラシの内容を入力しているExcelファイルを全て結合。
販売計画書と言われる商品情報/販売期間/価格がまとめられたファイルも結合し自動で価格、容量、有利誤認のチェックが出来るシステムがあれば大分楽になるはずです。

ⅱ.店舗担当者のお悩み①~商品の発注方法を統一して欲しい

「企画や担当のバイヤーによって商品の発注方法が異なるのがわかりにくい。見落としも発生する。発注方法は1つに統一して欲しい。」

店舗担当者F氏談(勤続15年、中堅)

結構根深い問題です。

発注方法⇩
 ①週間発注:翌週の発注予定数量をパソコンもしくはタブレットに入力
       メーカーさんが在庫を準備する量の目安等になります。
 ②毎日修正:週間発注に対して実際の売数を見ながら日々修正します。
  ※①②が通常の発注
 ③先付け発注:①②とは別のパソコンでの発注システム。
      2週間以上前にバイヤーが数量を確定させたいときに使う。
      ’○〇フェア’みたいな企画ものの時に多いです。
 ④その他:バイヤーがExcelで発注書を作成し店舗とやりとり。
      フォーマットバラバラでやりとりの方法も決まってない。
      でもExcelのため商品画像などの情報を好きに入れられる。
等など。
日々の発注については①②で統一されているのですが、イレギュラーな商品や企画については統一されていません。 ③④が入り乱れます。
これはバイヤー各々 自分の考えがありスタンドプレーで動きがちなために起こっている事象です。
この件については私も認識しており、どうにかしなくては考えておりました。

【解決案】
誰かがリーダーシップをもって統一に向けて動かなくてはなりません。
誰か=そう、私です('◇')ゞ
発注方法の統一を同僚バイヤー全員に納得してもらうには、誰もが扱い易い仕組みを提案する必要があります。
そんな仕組みを作りたいです。

ⅲ.店舗担当者のお悩み②~売価変更の作業が理不尽

「売価変更の作業量が多すぎ。自動で計算してくれるようにしてほしい」

店舗担当者H氏談(若手・デジタルスキルあり)

売価変更=仕入れた時の伝票売価と実際の売値が違う場合に発生します。
私の会社では原価とは別に売価も管理しているので、特売時にとった商品が残り通常売価で販売すると、売価の差額を計上する必要があります。
これが人力では到底不可能な作業量なのです。

売価変更の計上作業⇩
 ・チラシや期間限定のお買い得価格等で商品が残った場合、その後高く
   売った差額×数量をシステムに入力する。
    例)チラシで売価100円の商品を50個発注した。
       でも当日売れたのは20個だけ。残りを120円で売った
     =(120円-100円)×(50個-20個)
     =(差額20円)×(残り30個)
     = 600円の計上が必要。 
 ・これを実施するためには、いくらで、何個発注して、何個残って、残り
   をいくらで売ったか全てを把握する必要があります。
 ・このように計上が必要なものは日々とんでもない量発生します。
   なのでほとんどの場合は金額の大きいものだけ計上しております。

会社は現実を見ずにただ「やりなさい。正確に。」の一言です。
これをやらないと在庫(=資産)を正確に把握できませんから。。
でも現実的に無理!無理!!無理!!!
うちの会社の理不尽要求TOP3に入る事案です。
私の中でも改善の優先順位が非常に高い問題です。

【解決案】
仕入データと販売データを付け合わせて自動で売価変更額を算出してくれる仕組みが出来ればいい。 自動で計上まで行えたら最高。

皆と話して感じたこと

さてさて、こんな感じで皆さんのお悩み(不満)を聞きだしてきましたが
やはり不合理な仕組みについては思うところが多そうです。
そしてその不合理の一端を私も担ってるんだと反省しました🙇‍♂️
皆のお悩み解決を果たしてどれだけ実現できるか。
今の段階では先が見えないものもあります。
しかし1個づつ学び、1歩づつ進んでいくことで見えてくるものもあるはず。
今回色んな人と話をし、自分の思いを聞いてもらったことで今まで以上に
「やるぞ!」という意欲が沸いています。
というか、ここまで言ったら後に引けないっ💦
「絶対に成果を出す」と心に誓った夏の日でした。

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