低価格ビジホ宿泊記9 仙台
11月の上旬に3か所ライブに行ったのに、11月の後半に今度は仙台に行きました。
仙台に行くのは2度目。美味しいものも多くて好きな街です。
ただ私が住んでいるのは九州なので気候が違いすぎて、特に冬場は何を着れば良いのか迷います。
今回も地元が暖冬傾向で裏地のない上着を着ている時季だったので、何を着ていくべきか悩みました。
仙台 「スマイルホテル仙台国分町」
アクセス・立地
仙台駅のすぐ近くからアーケード街が長く連なってます。
複数の商店街で構成されているのですが、駅近くの「ハピナ名掛丁商店街」から「クリスロード商店街」「マーブルロードおおまち商店街」を通り、直角に右折して「ぶらんどーむ一番町商店街」を越え「一番町四丁目商店街」に目的のホテルはあります(たぶん)。
商店街が連なっているので徒歩で移動もできますが、それなりに仙台駅から距離はあります。
楽天トラベルの案内では「西口からタクシー5分」となっています。
ホテルの建物の下層はコンビニ(セブンイレブン)や飲食店などが入った雑居タイプの商業ビルで、3階から上がホテルになります。
商店街の中にあるので周囲に飲食店は豊富です。
スーパーマーケットは駅から来る途中にイオンがありましたが、ちょっと遠いです。
それ以外のスーパーが近くにあるかは確認してません。
そしてデパートの三越が近く(徒歩3分)にあります。
徒歩圏内にクライミングジムがあるのも、個人的に嬉しいです。
ここはボルダリングだけじゃなくて、リードの設備もありました。
次に行くのが何年後になるか(果たしてその日は来るのか)判りませんが、会員登録しました。
「近く」とは言いにくいけれど、徒歩で行ける距離に銭湯があるらしいのでライブ終わりに寄ろうと用意して行ったら、現在は改装かなんかで営業してませんでした。残念。
次に来た時の楽しみに取っておきます。
チェックイン・ホテル共用部
クライミングジムに行くために荷物を預けようと少し早めにフロントに行ったら、チェックインの受付をしていただけました。
私が泊まるホテルには珍しくカードキーでした。
フロントのある3階には貸し会議室やレストラン(朝食会場)もありました。
ロビーというよりは、商業ビルの1フロアという印象のスペースです。
エレベーターは必ず3階で一度扉が開きますが、位置関係的にフロントからは見えない場所です。
なぜ開くのかよく判りません(フロントから見えるならデリへの牽制かと思うのだけど)。
アメニティはフロントの脇にまとめて置いてあります。
歯ブラシ、カミソリ、綿棒、ブラシはここから取ります。
最近はこのスタイルが多いです。俗にいう「プラスチック新法」の効果ですね。
自分はホテル以外に宿泊する予定がなければ歯ブラシは持ち歩かないので、無料で置いていただけると助かります。
(ホテル以外の宿泊→夜行バス、フェリー、カラオケ屋)
宿泊階にエレベーターで上がったところに棚があり、枕が3種類置いてあり好きなものを部屋に持ち込めます。
好みの枕を試してみるのもおもしろそうです。
客室
部屋に入ると主電源にカードキーを差し込みます。
部屋はオーソドックスなビジホのスタイル。
入り口を入ると通路状になっていて、横手にバスルームの入り口があり、その奥に机とベッドがある空間が広がってます。王道ですね。
机は曲線を取り入れたデザインだったりして、家具がちょっとおしゃれです。
そしてベッドはシモンズ製だそうです。
エレベーター前の枕といい、寝具にこだわりがあるホテルのようです。
机の上の目立つところにコンセントが2つ並んでありました。
なのでライブ前に入浴する間ケータイと3DSの充電をしていたのですが、どうも充電がうまくできてない。
どうもここは通電してなかったようです。
ベッドサイドやテレビ台の下にあるコンセントは普通に使えましたが、一番判りやすいところがダメというのはなかなかのトラップでした。
おかげで充電が心もとないままライブに赴くことになりました。
まあ、たまたまこの部屋だけのトラブルですが。
嬉しかったのはこの部屋のテレビの反応の良さ。
ビジホのテレビって高確率でリモコンの反応が良くないです。
電池の残量不足なのかな。
バスルームの床はタイルっぽい感じでした。ビジホでは珍しい。
バスタブはかなり広い方でした。その分お湯を溜めるのに時間はかかりますが、それは広さとトレードオフなので仕方ないですね。
お風呂の蛇口と洗面所の蛇口は別でした。
お湯を溜めながら歯を磨けます。
お風呂の方は温度設定ができるタイプで、洗面所の方は水と湯のカランを調節して温度をあわせるタイプでした。
洗面所の蛇口がかなりキツく締めていてなんでだろうと思ったら、普通に締めた程度ではポタポタと水滴が垂れてました。
トイレのタンク部分は物が置けるようになっているので、広くはないけれど入浴時の着替えくらいは置けます。
ファブリーズ的なものは「GM-Clean50」という初めて見るものでした。
食事
朝食代は宿泊費に含まれていましたが、単体だと900円(当日1,000円)だそうです。
ビュッフェスタイルでした。
メニューは和も洋もありましたし、種類が多くは無いけれど十分でした。
例えばサラダはマカロニサラダとレタス・ブロッコリー・ミニトマト、あとはフルーツがオレンジとパイナップル。多いとは言わないけれど、欲しいところは押さえているかな、と。
地元の食べ物もありました(私が宿泊した日は笹かまぼことずんだ餡の一口サイズのお餅と、牛タンふりかけがありました)。
地元の名物を置いてくれている所は嬉しいですね。
飲み物はけっこう豊富でした。
ティーバッグが何種類も用意されていました。
そして飲み物のコーナーの足元にゴミ箱が置いてあったのは良いですね。
ティーバッグのパッケージとか、ゴミが出る場所だから。
宿泊費
宿泊プランは「【入会金・年会費無料!】(朝食付)Aカード新規入会プラン」というので、チェックイン時にAカードという会員カードのようなものを作るのが条件でした。
価格は食事込みで7,900円のところ、クーポン利用で395円引きの7,505円でした。
私にしてはお高めですね。
ただ、今回は日程的な理由かどこも高かったです。
私が前回仙台に来た時に泊まったのは昭和のたたずまいのビジホだったのですが、そこも今回調べたら食事なしのプランでここと1,000円程度しか違わなかった。だったら食事付きで新しそうな、まだ泊まったことないホテルが良いなと思って決めました。
総評
私が普段泊るホテルの倍くらいの価格でしたが、その分立地もベッドもお風呂も良かったです。
広いお風呂に浸かって快適な寝具で休んで旅の疲れをとる。理想的ですね。
地元の名物が用意されてる朝食ビュッフェも嬉しいです。
周囲も便利だし、仙台城や仙台駅も歩いて行ける距離です。
(時間に余裕がなければ公共交通機関もあります)
欠点といえば、たまたま泊まった部屋の洗面所の蛇口が緩いことと机のコンセントが通電してなかったことくらい。
また仙台に来たらお世話になりたいです。