労働 と Z世代
初めてnoteを綴ります。
※「noteを綴る」で表現合ってます?
※文章力ないのでご愛嬌。
私、天平、、
芸人をしつつ、長年、精神科看護師として働いておりました。
先日、退職届を出し、現在、有休取得中です。
15年働いた僕が、
ここ数年、元職場に抱いた想いを綴ります。辞めるので好き勝手に。
…ここ何年も「人員不足」と言われ、いつまでも来るかどうか待ってても仕方ない状況で、
なにかあると「人手が足りない」「この環境じゃ観れない」など、若手からベテランまで口癖のように言っていました。
僕としては「もうわかったって」「いいわけやん」「人がいないことは、もう認めた上でどうすりゃいいか考えていきましょよ」としか思ってませんでした。
どうやったらパフォーマンスが向上するか、医療安全が保てるか、考えたら、
「各々の質を上げるしかない。」
もうこれしかない。ですよと。
中途で入職されたベテランさんのスタッフが中にはいらっしゃいます。
その方たちは、長年培われたやり方自体、凝り固まっている、プライドもある。
そう捉えた上で一緒に仕事をしていかないといけないところ、先に入職したスタッフがその人たちを罵る。嫌なぐらい指摘する。
そして、新卒後、数年目の職員には、同じように指摘しない。むしろ必要以上に甘い。その人たちとはプライベートの話もしまくるほどコミュニケーションをとり、中途の人と比べると対応に差が出てる。
むしろ僕は、逆だと思う。
長年培われた思考の人に、教育的アプローチは、若い層と比べると困難。吸収率がやっぱり変わる。
むしろ中途採用のベテランさんたちと手を組んで、若年層への教育を進めていかなければならない中、若年層の目の前で、年配層を罵り、陰口を言ったり。
若年層は「自分は言われないから大丈夫なんだ」と錯覚する。
負の効果。
Z世代への教育は精神科看護と一緒のように感じました。
統一した関わりをしないといけない。
一部の甘いスタッフが居ることで、
あの先輩は優しい、あの先輩は怖い、間違ってるなど、
Z世代からの印象に差を生んでしまう。
教育のために指摘しているスタッフが、ただ単に「怖い」というレッテルを貼られるだけになる。
この場合の「あの人は優しい」の「優しさ」は、ただ好かれようとしてるだけ。
何度も言うが、患者に対する関わりと一緒で、スタッフ全員が統一した関わりをZ世代にはしていかないといけない。自分が間違えてると思わせるには、ひとり好かれようとする味方が居てしまうと、間違えを間違えと捉えなくなる。
そしてもし、Z世代から「あの先輩に、あー言われたんですよー」と打ち明けられたときに、単に同調するだけでなく、なんのためにあの先輩がどういう意図で言っていたのかの、フォロー体制も必要だと思う。
これを今後怠るとどうなるか、
中途で入ったベテランのモチベーションが下がり退職に繋がる
若年層が、このまま負荷をかけず長年勤続する
そら、
パフォーマンス・質は向上しないし、退職者も引き続き増える、病院の評判も上がらない、
結果、コスパが悪い。
若い子守らなきゃ
辞められたら困る
その前に、人を見る目を養って、守るべき人材は誰なのか(もちろん全員)、仕事に対する姿勢はどうかを病院全体で見極めてもらいたい。
「若い子は頑張ってる!」
ゃ、それ以外もみんな頑張ってるよ、むしろ中途の人の方が頑張ってるときあるよ。
辞めたい人は辞めればいい。
辞めたくない人を辞めたい気持ちにさせないで欲しいと思います。
罵りを言ってる人も、言われない若年層も、各々本人たちの自覚がないのが怖いところです。
嫌いでしたが、長年勤めた職場なので良くなってもらいたい想いです。
以上、幸あれ。