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人と組織の変革へチャレンジ!

こんにちわ。

今年4月より中堅物流生会社へ配属となりましたAndyと申します。早いもので早半年。前回(7月)に無事ドローン飛行実験を実施したあと、「DX」に興味を持ってくれる人も出始め色々な調整をしていました。
今回は、技術系でなく経営系のお話です。

(前回のおさらい)


1.ドローンが飛んでどうなったか?

予想通り「仕事でドローンを飛ばした」というと大変驚く人やなぜか悶絶?する人が続出しました。

「ドローンって、あのドローン??何やらかしたの」(同僚)
「事故とか起きなかった?」(昔の同僚)
「相変わらずぶっ飛んでるねー」(DX仲間)
ただ、新入社員や若手は
「どうやって飛ばしたんですか?」(新人Aさん)
「仕事で飛ばすことできるんですか」(新人Bさん)
「え、ドローン飛ばしたんですか!?」(なぜか取引先のSIerさんも食いつついてきた)
と興味津々です。
そして、

人事の人「Andyさん、一緒にDX人材の教育やりませんか?」
(私)「やりましょう!」(これを待ってた)

2.過去の失敗は繰り返さない

2-1  苦い過去の失敗と教訓
さて、会社員歴20数年のAndy。いろんな物を見てきました(遠い目)
その中で印象に残っているのは労働組合(企業内労組です)の失敗です。

2-2 昔話1 当時の状況
2005年前後、氷河期不況真っ只中の日本企業の多くは「人はいくらでも余ってる」「雇用の確保するから文句言うな(嫌ならやめろ)」が日常化していたように感じます。(あくまで個人の所感です)
 結果、従業員教育はほぼ実施されず若手であった氷河期世代は実務を回せるようになったら「覚えるものが無い」状態にに陥りました。
 日本を諦めて海外へ転職しようにも中国は発展途上で月給5万円ー8万円の現地採用のみ。米国はインターネットでわずかに情報が入るだけで、大学時代から現地に行っていないと何が何だかわからない。
IT業界への転職も「IT土方」といわれブラックの代名詞みたいに言われてる。
 人も極限まで削られていたのでサービス残業するのが普通で勉強する時間もまとまって取れない、そんな感じでした。(体を壊した人が結構いた)

2-3 昔話2 労働組合の教訓
 そんな中、当時の労働組合(企業内組合)は従来のおじいさんたちが「鉢巻きをまいて気勢を上げる」タイプから会社に代わり「勉強したい人、向上したい人にチャンスを創出し、多様性を生み出す」という今のデジタルに通じる画期的な路線を打ち出し、一気に人が集まりました。
 いくつも画期的なアイデアや挑戦が生み出され、組織も活性化しましたが,しかし、2010年前後には失速しました。
 会社が合併を繰り返した結果、社内運動会と春闘を重視する従来型の組合へ揺り戻しが発生した事、初期のメンバーが転勤や昇進で離脱した事などがありましたが、一番大きかったのは「会社の制度化するのに失敗した」という事でした。
 素晴らしい仕組みやプログラムはまず他人から興味を集めるために必要。でも、制度化・組織化できないと一過性で終わってしまう。
 そんな教訓でした。

ャ勉強会

(当時は珍しかった「異業種勉強会」「成功事例他社訪問」「MBA授業体験」「職場改善勉強会」など従業員自身が企画・実施。人気企画も生まれたが会社の従来ルールにそぐわないのを問題視・敵視する声も多かった)

3.制度化

(昔話から戻して)
さて、というわけで?
人事の人「DX教育やりませんか」
Andy「やりましょう!」

という展開を待っていました。「教育をやる」という事は、制度設計が必要になり、DX推進を経営計画へ反映させるチャンスが生まれるからです。
一過性の物ではなく、継続してデジタル化を推進するチャンス!
そんなわけでCANVAを使用しさっそくたたきを作ってみました。

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やっぱ、CANVAだとおしゃれなのが簡単に出来上がるよなー。
作成したのは
・教育制度設計
・スコープ
・初級ー上級までの大まかな内容
・カリキュラム

の4つ
おりしも来年度の話が出るようになりタイミングはばっちりです。
(ここまで持ち込むのに三か月かかった)

4.ハイレベルレイヤー(ハイレイヤー)への根回し

私の周りでは役員クラスを「ハイレイヤー」というんですが、和製英語らしいです。

さて、この辺は機密事項も多い&根回し続行中なのでまた次回で!

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