動画撮影は三脚でレベルアップ!選ぶときのポイントを解説します
YouTubeやSNSなどの動画撮影において、より良い映像を撮影するためにはカメラを固定する三脚が必要です。
しかし、あまりの種類の多さからどれを買うか悩んだ経験はありませんか?
そのような方に向けて、この記事では三脚を使うメリットや写真撮影用との違い、選ぶ際のポイント、そしておすすめのメーカーを解説していきます。
1.動画撮影で三脚を使うメリット
動画撮影の際、三脚を使うと次のようなメリットが得られます。
最近では、高性能な手ブレ防止機能が備わっているスマホやカメラもあります。しかし、動画撮影において手ブレを完全に防ぐのは難しいでしょう。
三脚を使用することで、手ブレや水平垂直の傾きがなく、撮りたい構図がキープでき、動画の視聴者により高品質な映像を届けることができます。
2.写真撮影用の三脚と動画撮影用の三脚の違い
写真撮影用と動画撮影用との三脚は種類が異なります。
写真撮影用の三脚は静止画を撮影するため、カメラが動かないことを主目的としています。そのため、カメラを載せる雲台やネジ、ハンドルレバーをしっかり固定して動かない構造になっています。
一方、動画撮影用の三脚は、カメラの向きを上下左右に動かせる仕組みになっているのです。カメラを上下左右に滑らかに動かせることにより、撮影対象の動きをしっかりと捉えることができます。
3.三脚を選ぶ時にチェックすべきポイント
この項目では三脚を選ぶ際に注意すべきポイントを解説します。
3-1.高さ(段数)
どの程度まで高さ調節できるのか、三脚を一番伸ばしたときの最高値を確認します。
対象が人の場合、被写体となる人物の身長や立っているか座っているかなどで三脚の高さ調節が必要です。その際、そもそもの高さが足りなければ、見上げるような角度の映像になってしまうのです。
3-2.重さ(素材)
三脚本体の重量を確認しておきます。動画撮影に過度な移動が伴う場合、本体が重いと持ち運びに苦労します。
三脚の素材は主にアルミとカーボンの二種類です。アルミは比較的、重量が重く、カーボンは軽いという特徴があります。ただし、カーボンはアルミよりも高価になりがちです。
3-3.取り付け方法
三脚の雲台が、どの取り付け方法に対応しているのかを確認しておきます。カメラの取り付け方法には、クイックシュー式とネジ式との二種類があります。
一つは、カメラ底部のネジ穴に回転させて接続するネジ式です。もう一方は、雲台に接続するためのプレートをカメラに取り付け、三脚と接続するクイックシュー式です。
カメラの取り外しがなく、しっかり固定したい場合はネジ式、頻繁に脱着を行う場合はクイックシュー式を選ぶ方が無難でしょう。
3-4.雲台の操作性
動画撮影の用途に合った操作性の高い雲台を確認しましょう。雲台には、自由雲台や3WAY雲台、ギア雲台、ビデオ雲台、ジンバル雲台などの種類があります。好みによりますが、重要なのは使いやすさです。
具体的には、雲台に水準器が付いていると構図作成時において簡単に水平が取れるため便利です。
4.三脚のおすすめメーカー
この項目では、おすすめの三脚メーカーを紹介します。
4-1.Manfrotto
写真や画像、映像分野におけるサポート製品をデザイン、製造、販売しているイタリアのメーカーです。
ビデオ三脚は高品質素材で、革新性と優れたイタリアンデザインを兼ね備えています。ユーザーの様々なニーズに適合する高品質のビデオ三脚と雲台は、プロや愛好家がスムーズな撮影を実現するのに役立ち、多くの支持を得ています。
4-2.SLIK
40年以上の歴史をもつ日本屈指のメーカーです。プロカメラマンからアマチュアカメラマンなど、国内外の幅広いユーザーに利用されています。
大中判カメラなどを支えるものから、持ち運びに便利な大きさまで対応している全金属製三脚 「プロシリーズ」や持ち運びに便利な大きさ、重さを対象に設計したミディアムサイズシリーズなど豊富な製品も取り揃えています。
4-3.Velbon
SLIKと同様、日本を代表する三脚メーカーの一つです。使いやすさを追求したトルク調節機構は、転倒が防止でき、尚且つ素早いアクションで写真が撮れます。
より安定感を重視した水平パン独立機構も人気の秘密です。
まとめ
この記事では、オンライン上で動画撮影に使用する三脚について解説しました。
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