エルデンリング考察 「シャブリリのなく頃に」EP1-Legend of the golden Melina-
<開幕>
???「ちっ、メリナがミケラだのラニだのマリカだの、皆思考停止してやがる」「犯人は【知的なあいつ】しかいないってのに・・・」
メ●ナ「くっくっく、当たり前メリ」「妾の様な美少女がそれ以外の何だというのだメリ」「愚かな褪せ人メリ」
プツン
???「俺は全ての謎を【シャブリリ】で証明してみせる!!」「シャブリリは知的な犯人!!」
メ●ナ「ふっ、よかろう」「美少女が勝つかシャブリリが勝つか」「決着をつけるメリ!!」
ここに、世界で最もばかばかしい法廷が密かに開催されたという・・・
<序章>
メ●ナ「一応確認しておくが、シャブリリが何故犯人だと思うのかメリ?」
???「シャブリリ【のみ】メリナを認識していた」「【知的】」「だから犯人!!」
メ●ナ「なるほど・・・(こいつ阿●だ・・・)」「ならば先手を打たせてもらおう」
<【死亡フラグ】>
メ●ナ「妾は【種火】で【死亡している】」「よって、【登場人物の誰かではない】は【ほぼ確定証拠】である」「【それは貴様が示した通りだ】」「くっくっく・・・これをどうする気だメリ?」
https://note.com/shiny_daphne505/n/nfc2072caa80a
そう、「登場人物」で考察する場合、この「死亡フラグ」を回避しない事には何も始まりません。メリナは「種火で死亡」している為、「種火より前に死亡の可能性がある人物」「種火後に生存している人物」が「全て使用できない」事になります。
???「ふっ、そう来ると思っていたぜ!!」
そうさ、今までだってこれを回避してきた。俺にはできる。さあスタートだ!!
<仮説:分離個体>
何度も危機回避をしたこの理屈なら通用する筈!!
シャブリリ「もしや、この体の元の主を、ご存じでしたか?」(中略)「そして私、シャブリリに、この体を託したのです」
以上の証言により、「シャブリリは魂のみ」であると仮説可能。よって、「シャブリリは殺されても魂のみ残る」ものとし、「死亡フラグは回避される」。
メ●ナ「なんと愚かな・・・」「【魂の二重存在は認められない】メリ」
???「なっ、なんだその返し手は・・・ああ・・・ああ・・・」
そうなんです。今までこの論法が通用していたのは、魂の着地点が「メリナ一人」だったからです。ところがシャブリリは魂のみの存在と仮定でき、そうすると「巨人山の時間軸で同じ魂が二人(シャブリリ=メリナにしたいのでこの場合同じ魂となる)」存在してしまう事になります。そう、シャブリリに分離個体説は使えなのです。
メ●ナ「その通りだ」「以上の推論により【分離個体説】は【認められない】メリ」
???「そんな・・・馬鹿な・・・」
<巨人山のアリバイ崩し>
シャブリリでの最大の障害はやはり巨人山のアリバイでしょう。ここを崩さないと前に進めません。ただ、逆にそれ以外のアリバイは比較的フリーであり、そこに付け入る隙があると考えられます。正にここは山場なのです。
???「そこでチェス盤をひっくり返す」
即ち、「シャブリリがなんで巨人山に居たのか?」という推論です。
仮説:偽装
???「シャブリリは【巨人山】にしか登場しない」「それは【メリナが本体を取り戻した後】である」「よって【メリナ自身】が【シャブリリに偽装】しても【時間軸として問題が無い】」「ユラ(シャブリリの魂が宿った体)は【顔を隠しており】メリナが変装しても【バレる事はない】」「これにより、【魂の二重存在は回避される】」
メ●ナ「くっくっく・・・」「その程度の推論、切って捨てる事はいくらでも可能だが」「取り敢えず妾と戦う資格はあるようだメリ」「では聞こう」
<【メリナは種火で死亡している】>
メ●ナ「シャブリリは【種火後も生存可能】である」「よってシャブリリは【死亡フラグ】を【回避しきれていない】」「さあ、どうする?メリ」
???「くっ・・・やはりそうきたか・・・」
実は偽装で回避した「死亡フラグ」は「種火までの時間軸」であり、「種火後の時間軸」は回避しきれていないのです。そう、偽装だけではまだ足りないのです。
メ●ナ「死者を蘇らせない限りその説は無理だなぁ?メリィィィィイ?」
・・・待てよ。死者を蘇らせるだって!?
???「・・・ああ駄目だ、全然駄目だ」
メ●ナ「メリィ!?」
仮説:メリナの魂は死亡していない
???「確かにメリナの【肉体】は【種火で滅んだ】」「しかし、【魂】まで滅んだと【誰にも証明できない】」「シャブリリは【魂だけで動ける】と【本人が示した】」「よって【種火後】は、メリナの魂が【ユラの死体に宿る】事でその後も【活動可能】!!」
メ●ナ「・・・メリメリメリメリ」
そう、種火で魂が滅んだとは誰にも証明不可能。何故ならば、「このゲームは霊体の定義が初めから示されていない」から。ルールが無い無法地帯(ガバガバ)なので、どんな説でも通る。
メ●ナ「貴様!!探偵がそんな事していいのかメリ!?」
???「うるせぇ!!このゲームは【ファンタジー】なんだよ!!」「ゲーム・オブ・スローンズを全話見て出直してこい!!」
メ●ナ「・・・よかろう」「貴様がその気なら手はあるメリ」
反論:ユラが生存していた場合
メ●ナ「イベント進行により【ユラを生存させたまま巨人山へ辿り着くことが可能】」「その場合【ユラの死体を利用する事が出来ない】」「【ゲームでのフラグ云々】は【貴様が偉そうに講釈垂れた】通りだメリ」
???「甘いぜ!!」「【ユラが生存の場合シャブリリは出現しない】」「よって【そもそもトリックを使う必要性が無い】」「以上により【全く矛盾は生じない】」
勝った!!ようやく俺はスタート地点へ・・・
メ●ナ「ふっ、かかったな・・・」
???「ないィ!?」
<【メリナの動機】>
メ●ナ「シャブリリは【三本指側】だ」「しかし、【妾は三本指を拒絶している】」「妾がシャブリリに偽装する事は【動機としてあり得ない】」「しかも【ユラが死亡した場合のみ】シャブリリに偽装するというなら【尚更だ】」「この矛盾をどうするメリ?」
???「ぐぼぁ!!!!」(致命傷)
メ●ナ「ほーれ、どんな気持ちメリ?どんな気持ちメリ?」
死亡フラグの牢獄。何と険しい道なのか・・・。しかし、これを脱獄しない事にはスタート地点にも立てない。知恵を振り絞れ。ここで負けるわけにはいかない!!全世界シャブリリファンの夢を受け継ぎし俺がここで倒れる訳にはいかないんだ!!!!
あれを使うか?「一部記憶喪失(安心と信頼の屁理屈)」。いや駄目だ。この場面で通用する説じゃない。いや待て。「ミステリー」で使われる「精神的なトリック」がもう一つあった筈だ・・・。あれは・・・
<二重人格説>
メ●ナ「メリィ・・・・・・!?」
???「メリナは【二重人格】だった」「一つの人格が【メリナ】、もう一つの人格が【シャブリリ】」「お互いに【葛藤】があり【お互いを嫌っている】」「【種火ではメリナの人格のみ死亡した】」「ユラが死亡していない場合は、【ユラ(の死体)が巨人山に到達できない】ので【この偽装工作ができない】」「チェックメイトだー-------!!!!」
そうです。二重人格であるならば、「お互いを嫌っていても」問題ない。また、シャブリリとして種火を止めたのは「自分の為」という仮説まで構築可能。これにより、死亡フラグと動機を解決し、巨人山での一件は「説明可能」に昇華される。
メ●ナ「ふんっ、喜ぶのはまだ早い」「貴様はスタート地点に立っただけだ」「ここからが本番メリ」
???「ああ、分かってるぜ」「シャブリリで全て証明するまで俺たちの戦いは続く」「シャブリリは知的な犯人!!」
俺たちの戦いはこれからだ!!
-EP1完-
続く・・・らしい・・・
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