エルデンリング考察 「シャブリリのなく頃に」EP3-Banquet of the golden Malina-
<序章>
???「正直もう俺の勝ちじゃないか?」
メ●ナ「ほう?何故そう思うメリ?」
???「シャブリリは【巨人山以外のアリバイが無い】」「よって【全ての行動をシャブリリで証明する事は容易】」「以上により、【メリナ=シャブリリである】!!」
メ●ナ「相変わらず脳みそが鳩並みだな・・・」「シャブリリには【あらゆる場面でホワイダニットが存在しない】」「よって【シャブリリで証明する事は不可能】メリ!!」
???「ぐぎゃあ!!」「そういう年頃なんだよ!」
メ●ナ「んな訳分らん理屈が通るか!」「ほーれ、できるものなら証明して見せろメリ」
こうして、謎の第三部が幕を開けた。
<状況整理>
???「まずホワイダニットを含めた不明点を改めて整理するか」
メ●ナ「ふむ、EP1で懲りたようだな」「よかろう」
シャブリリ=メリナ説による具体的な不明点
・主人公が狭間の地に戻ってきた直後に邂逅した理由
・トレントの指輪を持っている理由
・片目だけ宵眼の理由
・主人公を王都に向かわせた理由
・そもそも「メリナの体」は誰のものなのか?
前回の考察で、種火関連は「シャブリリ自信を守る為」と予測しました。よって、種火前後の謎は整理されています。問題となるのは、そこに辿り着くまでの殆どの行為について説明がなされていなことですね(笑)
また、前回の考察で、シャブリリは「メリナの体に回帰した」と予測してしまった為に、じゃあ結局「メリナの体」は誰のものなのか?という新たな謎が出てしまいました。シャブリリは「魂だけ」な事は確実ですので、「実体関連の確定証拠」がある以上、まず実体の存在を確定しないと先に進めなそうです。
???「なんか逆に面倒な事になってやがるな・・・」
メ●ナ「ふん、まあせいぜい足掻くがよいメリ」
<メリナの体は誰のもの?>
???「まず確実なのは、【メリナの容姿】を持ったものが【死亡している】という事だな」
メ●ナ「ほう、その通りだ」「シャブリリの【設定】において【その要素は必要不可欠】メリ」
???「更に付け加えると【死亡のタイミング】は【相当な期間に跨る】という事だな?」
メ●ナ「ふむ、冷静だな」「その通り」「シャブリリは【歴史上長い帰還存在している】ので、【死亡時期の特定は不可能に近い】メリ」
・・・であれば「生存しているもの」以外は、ほぼ誰でも使える事になる。メリナ関連の考察で、「子孫」というワードが利用可能な事も証明済み。となると・・・
メ●ナ「まさかとは思うが、【ミケラの分離個体】とか言う気じゃないだろうメリな?」
???「うぐっ、何故バレたし」
メ●ナ「却下だ」
???「何故だ!?」「ルール上問題ないはずだ」
メ●ナ「その説は【メリナ単独考察】で成立した説だ」「今回証明したいのは【シャブリリ=メリナ】である」「他の者でなされた証明を利用する事は、【その者の証明を否定する】と同義だ」「よって、【他の者で証明された根拠を利用する事は出来ない】メリ!!」
???「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」
メ●ナ「あと【それじゃつまらん】というのが本音メリ」
???「・・・・・・・・・・」
<メリナの体は運命の死の関係者>
メ●ナ「気づいたか」「【メリナの身体的特徴を満たす】にはそれしかないメリ」
???「ああ、そこが一番厄介だぜ」
メリナは「片目だけ宵眼」の身体的特徴が存在し、それに該当しない者は採用できません。よって、死亡時期は不明だが【該当者はそれなりに限定される】訳です。
・・・待て。「子孫」じゃなきゃいけないという理屈はない。この場合「歴史上の人物」をそのまま採用しても問題ない筈。となると・・・
仮説:メリナの体は【宵眼の女王】
メ●ナ「!!!」「急に大胆な説人出たな」「確かに関係者・・・【マリケスに敗れたのが宵眼の女王】だな?」「根拠はあるのか?メリ」
???「ふふっ、逆だぜ」「証拠が無いからいけるんだ」
メ●ナ「なに?」「気でも狂ったかメリ?」
???「いいや、大真面目だぜ!!」
<メリナの体=宵眼の女王説>
証拠提示:宵眼の女王
・マリケスに敗れた
・神肌の使途を率いた
・指に選ばれた神人である
メ●ナ「確かに【運命の死関係者】である事は確実だが・・・」「【片目だけ宵眼】をどう説明する気だ?メリ」
???「言ったろ?」「【証拠不足が証拠】なんだよ」
「マリケスに敗れた=運命の死に敗れた」となる。よって、上記の肉体は「死亡している」。
メ●ナ「!!!」
シャブリリ=メリナ説において、「宵眼の女王その者の出自を証明する必要性はない」。「神人」「運命の死に敗れた者」「死者」であり、「メリナの身体的特徴に合致」する事が重要。「敗れた状況が不明確」である為、「両目が宵眼である確証がない」。「その確証が無い以上、片目だけ宵眼である事も否定できない」。以上により、「宵眼の女王」は「メリナの体としてすべての条件を整える事ができる」。
メ●ナ「メリィ・・・猫箱理論か・・・」
???「ふっ、うみ●こらしくなってきただろ?」
猫箱理論とは要するにシュレーディンガーの猫箱の事です。ある瞬間ある状況において、観察者の居ない閉鎖空間の状態は証明できない。よって、生存・死亡両方の状態が混在する事になる。尚、あくまでもこれは「思考実験」ですが、「観測者が居ないから証明不能」「AでもBでも成立する」をうまくミステリーに採用したのが猫箱理論です。
メ●ナ「意義提出」「運命の死に敗れたのならば【肉体は消滅】している】」
???「あまいぜ」「敗れた肉体がどうなるかは【不明確である】」「証明されたのは【肉体と魂の分離のみ】」「明確な証拠が無い以上、肉体が滅びたと【断定は不可能】」
メ●ナ「メリメリメリメリメリ・・・・」
<シャブリリは反逆者>
シャブリリは狂い火最初の患者であり、その肉体は宵眼の女王。これは面白い。そこから導き出されるキーワードは「憎しみ」。
???「シャブリリは何かしらの【恨み】を頂いている」「そこがシャブリリ説におけるホワイダニットの足掛かりだ」
メ●ナ「まさか・・・」「妾=シャブリリ説の目途が立ったと・・・?」
???「ああ、大まかな【理論構築が可能】だ」
メ●ナ「・・・もしそれが成立してしまえば」「妾は本当になんでもありになってしまうではないか!!」
メ●ナ「あとどうでもいいが【原作と立場が逆】になっているぞ」「なんで貴様が魔女幻想を使いまくっているのだ!メリ」
???「ふっ、それは【シャブリリが胡散臭い】からだ!」
メ●ナ「それならしょうがないメリ」
???「納得した!?」
はたしてメリナは胡散臭いおっさんになり下がってしまうのか!?
大変どうでもいいが次回きっと最終話。シャブリリの謎がついに解き明かされる!?
-EP3完-
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