【見切り発車】山に登った
Q.なんで山に登ろうと思ったの?
A.そこに山があったから。
いける。見た感じ、いける。
【装備】
柄シャツ:メルカリで300円
カーゴパンツ:INGNIでたしか1800円
ベルト:百均で300か500円
上着:ママのお下がり
カバン:バザールで値切って1200ソム
靴:高一の時にマラソン大会のために買った
ゴミ袋:ついでに捨てる
のど:酒やけでカスカス
【ノープラン出発】
とりあえずゴミを捨ててから歩きます。
山が見える方向へ進めば山に着く、この理論は間違っていないと己を信じてひたすら歩きます。
めっちゃ見てくるやん。
……ほんとに山のFU☆MO☆TOにたどり着ける???
待って。
このまま道路沿いに進んでも、進んだとして。道路は山を避けるように作られてるから、たどり着けなくね???
ただ単に山に沿って行脚するだけになるんじゃね?!
そりゃあいけねえ!!!
とりあえず曲がろう!!!!!!
とっても青い空でうれしいですね。
あ、そういや地図見てみるか。
は~ん。
そりゃあ、道を曲がったら山へ向かって進んでることにならないのか。
気づかなかったなぁ。今、私は山の方向に進んでいないじゃないか!
山がかなり近くなりました!
写真では伝わってないですけど、雄大です。
なんか山の入口っぽいものを発見しました!
ついに!待望の山のふもとに着きました!
こっからが本題。登ります。
地元ニキ < だれか探してるの?
ブロジジョン < あ、のぼってるだけですぅ。ワタシ、日本人で、、。よく知らなくて、、この先のぼってもダイジョウブですかね……?
地元ニキ < 大丈夫だよ!てか、日本人?!君、かわいいね!連絡先交換しようよ!!
ブロジジョン < はあ?ああ、だァ
しぶしぶ電話番号を渡しました。
きっと、悪い人ではないと思うんですけど。しつこかったァ!
頂上ついたら電話しろって5回以上言われてなんか逃げたくなってしまいました。申し訳ない。(結局電話はしなかった)(帰ってから地元ニキから電話かかってきた。もちろん、ごめんだけど、無視してもた)
地元ニキ < そこで友達と飲んでるんだけど、一緒に飲まない?!
ブロジジョン < ぁ、けっこうです。よい一日を~
そしてとうとう……!
景色がいい!!!!
犬も付いてきちゃった!!!!!
たくさん写真やビデオを撮ってはしゃぎ倒しました。
他にもたくさん撮った写真とかビデオとか載せたいんですけど、それはまたいつか……。
楽しかったあ!!!
てなわけで、家を出てからなんだかんだ2時間経って、疲れてきたので。
【ノープラン帰宅】
帰り道、結構急勾配だし、おっかなびっくりで帰りました。
途中で少年3人組に会いました。
ブロジジョン < こんにちは。君たち、かんたんに帰れる道しらない?ワタシ、日本人で慣れてないのヨ
黄色少年 < 日本人?!すげえ!オレ、アニメとか見るよ!!帰り道なら、途中までついてってあげるよ
優しい少年たちだったので、記事のボケとして丸かじりしようと思ったけど断念したインスタント味噌汁(減塩豆腐)を彼らにあげました。
少年に途中まで送ってもらい、なんとか下山出来ました!
さて、疲れたしバスで帰るか。
とりあえず市街地まで出よう。
地図に書いてある道は存在せず、、、。
左側へ出たいのに、塀があって出れない。
え?
どうしよ???困った
あじゃぱ~~~~~~!!!!!
馬を囲う塀があって市街地に出れない!!
え?!?!?!?!?!?!
パニック!!!!!!!
とりあえず先に進みました。
道とは言えない道を。
ぬかるみを通らざるを得なくなりました。
いや、引き返せばよかったものを。。パニクった人は己の身体能力を過大評価し、通ることを決意しました。
は~~~~~~~~~最悪。ほんっつとに最悪。
途中、道を通ろうとしたら、明らかに番犬な犬が突然出てきて、本気で吠えられ、ガチビビりしてずっと脚が震えてました。
その後、左奥の家のおじさんにお前何しとるだあ??って注意され、ずっとパニックだし脚が震えてました。
パニくり過ぎて変なこと言ったと思います。(帰り道がわからない、山を登っただけだ、家に帰りたい、道が怖かった、怖い等)(「迷子だ」という意味のロシア語が出てこず、ずっと「怖い」という意味のロシア語を使っていた)
ぴえん。
【なんでもいいから靴を買いたい】
家の近くまで行き、新しい靴を探しました。
服屋さんに行ったのですが、靴はなかったです。
たった1足だけカウンターに置いてあったので、あれが!!!欲しいデス!!!!!(必死に指をさす)と言ったら、サイズが36だったので買えませんでした。(ブロジジョンの足のサイズは38)
2軒目は大きめのスーパーへ行きました。
ここで靴を売っていた記憶があったので。
買いませんでした。
ちょうど出掛けるところのホストファザーとホストシスターに偶然会いました。
洗えばいいじゃないか!という事だったので、洗うことに決定。
【洗う、後始末、証拠隠滅】
【それから】
と、いうことで。
その後、インスタのストーリーに山の動画を上げたら、ホストマザーとキルギス人の友達に割と本格的に叱られました。
「外国人の女の子が1人で山に行ったら危ない」とのことです。
私は山とほとんど無縁の地域で育ってきたものですから全く危機感を持っていませんでしたが、山にはヤバい人もいるそうです。
今回は幸い危険な目にあうことはなかったのですが、山に行くときは複数人で行かなければならないそうです。
くれぐれも、みなさんはまねしないでください!!!!
この記事を読んでいるあなたが、たとえ私と実際に会うことのない人間だとしても、あなたが危険な目にあって、いやな思いをしたら私は悲しいと、心から思っています!!!!!
絶対に、1人で山に登らないでください!!!!
【注意喚起も済んだので、感想】
総じて楽しい1日でした、Happy~~~♡
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