ついた嘘、すぐバレた
こんにちは、ブロジジョンです。
キルギスにいます。
蚤の市に行ったって話。
の、続きと言えば続きかしらん。
お靴買ったんですよ、蚤の市で。
これ、中古品で、440ソムでした。
けど、これをホストマザーに報告する際に私、嘘ついたんですよ。
これはバザールで買ったもので、2800ソムだったって。
だってー、ホストマザーは古着に対してブロジジョンと意見が全く合わないからさァ。
ブロジジョンは古着が好きなんですよ。安いし、一点物だし。柄物好きだし。
けれど、ホストマザー曰く。古着には悪いエネルギーが付いてるかもしれないとのこと。ほぉん。
つまり、その古着を以前来ていた人は悪い人だったかもしれない、と。その穢れた悪いエネルギーが古着にはついているかもしれない、と。
(ちなみに、古着の子供服は問題ないらしいです。子供はみんなイノセントだから悪いエネルギーが服に着くことはないかららしいです。へぇ)
あと、キルギスで売られてる古着は基本的に亡くなった人の服を無料で集めてそれを安価で売っているんだそう。
とにかく、キルギスで古着はあんまりいいイメージが無さげ。
それを聞いてもなお、ブロジジョンは古着が好きです。揺るがぬ信念。
んで、相も変わらず古着(中古靴)を買ってきたブロジジョンな訳ですが、ホストマザーからまた古着買ってきたの???って言われないために嘘をついたんです。
このお靴はバザールで2800ソムで買ったんだって。
ったら、秒でバレた。
ホストマザー 〈 ブロジジョン!コレ見なさいな。中の文字が消えてるでしょう?これは中古品よ!!
そんな細かい所まで見るんかぁ……。
靴の表面のちょっとした傷で怪しまれ、靴の中を見られて即バレです。
あと、これは男性用の靴だとも言われました。
いや、、わかってる、わかったうえで買ったんだってば……、とは言えなかったです。
キルギスでは、というかキルギスの少し上の世代はあんまりジェンダー的な自由とかそうゆうのに疎くて。女性は女性らしさを、男性は男性らしさを追求するべきだって感覚が強いんです。
だから、女性があえてメンズ服を着るのも理解されないんだろうなぁって。
まあ、これはブロジジョンの憶測ですけど。
とにかく、嘘がバレてしまったんですよ。
そんな私には嘘を嘘で塗り固めるしか方法がなかったんです。
バザールで騙されて中古の靴を2800ソムで買わされたということにしました。
可哀想な日本人ということになってしまいました。
少しばかりホストマザーに嘘をついてしまったことに申し訳なさを感じますが、まぁ、しゃーない。誰かを傷つけたわけじゃないし。
罪の意識、飼い慣らしてこ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?