47、それぞれ魅力があり、素敵なんだよ
昨日、テレビで関東のある県に対して、好ましくない、悲しくなる言葉を耳にした。
いわゆる、埼玉はダサいと言われていることに関する話だ。
私は現在、埼玉に住んでいるのだが、主人の会社の転勤で6年前から埼玉に住むようになった。
だから、その話題というのは、引っ越してきてから初めて知った。
九州では耳にすることもなかった。
私はまだ埼玉に住んで6年だし、その話を聞いても、「あぁ、そうなんだぁ。でも、なんだか悲しいなぁ」くらいにしか思わないけど、息子は怒っていた。
息子にとっては、気づいた時には埼玉に住んでいるから、まるで自分を否定されたかのように感じたんだと思う。
その気持ちはわかる。
もし、私がテレビで福岡のことをバカにするような表現をされているのを見たら、私も怒ると思う。
恐らく、関東は特殊で、首都東京があるからなんじゃないかなぁと思う。すごく都会ではあるけれど。
こちらに引っ越してきて思ったけれど、関東1都6県、それぞれ良さがあると思う。
特に私は田舎育ちだから、山や海、川があって自然豊かな地域が好きだ。
だから、旅行やお出掛けで訪れた時、どこの県もそれぞれに魅力があり、素敵だと思った。
同じ関東で、仲良くできないのかなぁと、思う。
お互い尊重しあった方が、気持ちいいのになぁ。
お互い切磋琢磨するような意識の持って行き方があれば、またさらに磨かれていくし、いい方向に向かえると思う。
けなしたり、そんな話をしている方が、ダサいと思う。
引っ越してきてるから、冷静に、客観的に見てそう感じる。
いや、私が反応しすぎなのかな…。
そんなことを考えていた時、ふと九州のことを思い出した。
九州吹奏楽連盟30周年を記念して作られた
「マーチ・ザ・ナイン」(1985年)という曲があることを。
この曲を初めて聴いた時(もう20年くらい前)、
九州はみんなでひとつなんだ!という思いが、
本当に自分勝手に沸き起こったのだけれど、
マーチ・ザ・ナイン という曲名もすごく素敵だし演奏者も聴いている立場としても、なんだか九州に誇りを持てる気がするのだ。
聴いていると、勇気が湧いてくるような、わくわくするようなテンポ、メロディで、会場で聴いている人達から、自然と手拍子が起こってくる。
そんな、ポジティブな気持ちになれる曲だ。
よかったら、マーチ・ザ・ナイン、聴いてみてください。