第18回鉄線会レガシー3-0デッキリスト一挙紹介
さる、6月30日に行われたTLC(鉄線会内の大会です)で3‐0したデッキリストとその解説をしていきます。実際、我らが鉄線会にもモダホラ3旋風がしっかり巻き起こってましたね。また、最近のエキスパンションのリリーススピードが速いため、嚙み砕かれていなかったサンダージャンクション等のカードにも新しい使われ方が見れたかな、と思います。
それでは早速見ていきましょう。
UB Clock Permission
UB Tempo // Legacy deck list mtg // Moxfield — MTG Deck Builder
プレイヤーはフジクサ@やらかし百合子(@spellpierce11)さん / X (twitter.com)です。おめでとうございます!モダンホライゾン3のカードがメインから11枚3種類投入されており、それらを核にクロックパーミッションを遂行する構成になっています。実際マッチを横で見せてもらいましたが、
は、どれもデッキの主役たりうる実力者でしたね。また、その脇を固めるカードについても考え抜かれている印象を受け、
など、環境を見据えた採用が素晴らしかったですね。UB系を使うなら一考、参考にしたいリストだと思いました。
Mono R Goblin Prison
Mono R Goblin // Legacy deck list mtg // Moxfield — MTG Deck Builder
プレイヤーはレイナ MTG(@reina00j)さん / X (twitter.com)です。おめでとうございます!モダンホライゾン3からの新戦力も素晴らしいですが、赤プリらしいパワープレイだけでなく、窮地からでもコンボやスペルによるクロック増加など搦め手も使える、多芸で戦っていて対処に困るデッキでした。筆者は初戦で当たって負けました。強かったです。特に
は、従来の赤プリにはない、とても面白い要素だったと思いました。これらのカードを増やして勝ち筋を増やすか、それとも減らしてデッキの勝ち筋を太くするか、これからの赤プリは構築もより楽しめそうですね。
あと、メインから月メイガスは、ケアしているデッキが少なかったようで、結構活躍していた模様でした。こういうカードはみんなが忘れたころが一番強いですよね。
Dreadnought-less Dreadnought
Dreadnought-less Dreadnought // Legacy deck list mtg // Moxfield — MTG Deck Builder
プレイヤーはぴかいち(@pika10307)さん / X (twitter.com)でした。おめでとうございます!デッキはドレノレスドレノ・・・とのこと。そのドレノの代わりに場に定着していたのは・・・。
や
でした。前回の鉄線会でも
が環境そのものに刺さって活躍していましたが、それは今回も同様でしたね。また、特に新戦力の虚構漂いは定着後の滅殺1というテキストもリソースを絞ったUB系等に強い、というのが採用理由とのことでした。また、このデッキにも
が4枚採用されており、1ターン目から強いアクションを取って行く択があるのも良かったですね。青くて速いデッキ、速くしたいデッキには今後のスタンダードになるカードかもしれません。
Mono G Post
Mono G Post // Legacy deck list mtg // Moxfield — MTG Deck Builder
プレイヤーは爆弾さんでした。おめでとうございます!
このリスト、見てて凄く驚いたのは、本当にモダンホライゾン3のカードが沢山採用されているところですね。こういうデッキの活躍の場としてくれて、会としても嬉しいです。全部はピックアップしきれないので少しだけ上げさせていただくと、
は見ていてパワーとコントロール力を感じましたね。また、マナ基盤も強化され、
が入ることによって神座の枚数増加、そして
もそのおかげで入っていて。今までのポストとは一味違う構成になってましたね。これもパーツ選択にかなりの自由度がありそうで、とても楽しそうかつ強いデッキでした。また、あまり見ないカードとして、
が採用されているのも特徴的でしたね。上振れれば、何マナジャンプできるのか、可能性に満ちたカードですね。
締め
というわけで、モダンホライゾン3のカードはレガシークラスのポテンシャルを有していることを再確認できたかな、と思いますね。ただ、強さだけではなく、面白さを感じるリストが揃ったと思うので、デッキビルダーにとっても楽しい環境になっていくことを期待したいです。
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