
薔薇十字のリーディング、始めます
皆さん、こんにちは。ヴィオラダガンバの藍原ゆきです。こちらStandFMの更新が空いてしまったのですが、またお付き合いいただければ嬉しいです。
私はバロック音楽が専門なので、当時の人の世界観や、ものの考え方を色濃く反映している、西洋占術にずっと興味があったのですが、去年から念願かなって、先生について勉強ができるようになりました。
そのことと、せっかくあるこのStandFMをどう使おうかなと、色々と思っていまして、今個人的なライフワークとして「薔薇十字のスプレッド」をリーディングしているので、そのことをお話していきたいと思います。
薔薇十字は、マイナーな展開方法なのかも知れないのですが、起源は19世紀の終わりから20世紀初頭の、「黄金の夜明け団」にあるようです。今もっとも普及しているデッキ、「ライダー版」タロットを発表したところですね。
このスプレッドは、内観を深めるということを目的としていて、それに私はとても興味を持ちました。
私達は日常生活で、外の世界に目を向けることを余儀なくされます。それはもう、仕方がないことですね。その中で、解決できないことや、どう捉えたらいいのか見えずに苦しむこと、たくさんあると思いますが、本来人間にはその人オリジナルの判断力が備わっていて、そこがきちんと機能していれば、様々なことに対して、納得する答えが出たり、状況の把握が自分らしくできるようになっているようです。
私は普段、古楽演奏という分野にいますが、アーティストにとってもそれは大切なことで、特に私達は様々なことを自分で判断して、決めていかなくてはいけない。並行してたくさんのことを考えて、その答えにも責任を持っていかなくてはいけないのです。
そこで、薔薇十字のスプレッドで自分の心を内観して、それを深めていく、それをコツコツ続けるには膨大な時間と労力がかかりますが、それでもやっていくことで状況判断や創作の方向が見えやすいと思います。
ちょっと、StandFMに出していくことについて、あと、内観の方法についても、どういう形になるかわからないのですが、試しにやってみたいと思うので、お付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いします。