「北の空に想いを寄せて」終演しました
今日は、中近東文化センターで
三鷹市様ご主催の
「北の空に想いを寄せて」というプログラムで
演奏してきました。
前半は、ヴィオラダガンバによるトバイアス・ヒュームで
佐野篤さんのパーカッションが入り
後半はフィドルのターロック・オキャロランで
私がヴィオラダガンバで伴奏しました。
バロックのプログラムの中でも
貴重な世俗音楽に焦点を当てて
お伝えできて良かったと思います。
今回は、三鷹市民の方を対象にした演奏会で
ヒュームの情熱的な和声使い
オキャロランの優しい旋律に
耳を傾けていただきました。
オキャロランをヴィオラダガンバで伴奏できたことが
私は、個人的に楽しかったです。
当時の出版物を辿っていく古楽演奏のあり方とは違い
口伝を尊ぶオキャロランの作品を
ヴィオラダガンバとしての楽器の特性を踏まえ
どのようにアプローチしていくのか
とても興味があります。
アンコールでは、オキャロランの「シーベグシーモア」を
ヴィオラダガンバが旋律で
ギターによる伴奏をしていただき
本編とは違うアレンジで演奏して
素敵な体験となりました。
ヒュームの取り組みはまだ続き
来月にヒュームのみのプログラムで演奏します。
作曲家ヒュームとしてわかっていることは
多くはありませんが
当時の背景や演奏解釈を含めて
こちらでも文章化したものを
アップさせていただきます。
お楽しみいただければ嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします。