【雑感】"KoLuC"と"山ござ" -holoXの現状について- (2022年04月末現在)

"holoX"5名の短評

ラプラス・ダークネス:解剖したいペット
鷹嶺ルイ:歌うまママ
博衣こより:圧倒的頭脳
沙花叉クロヱ:気が利くコミュ強
風真いろは:ほっとけない技術屋

(【初配信】スタートまでにTwitterの凍結は溶けるのか!?RTA開始!ふぁいっ!【博衣こより/ホロライブ】より)

 11月末に「ホロライブ (JP) 6期生」としてデビューした"holoX"の5名ですが、ハネムーン期間も過ぎ視聴者の評価もある程度落ち着いたように思われるので、今回は"holoX"メンバーについて2022年04月末現在の各種指標を用い現状を考察していきたいと思います。

「箱推し」を引き込む"KoLuC"と閉じこもる"山ござ"

 昨今、SNSなどで語られていたり「ホロリス」なら薄々感じている、同じ6期生でも"KoLuC""山ござ"の「ホロライブ」における立ち位置が微妙に異なっていることを具体的に考察してまいりたいと思います。

 まずは、「ホロライブ」最大の特徴である「箱推し」へのアピール「箱内コラボ (自枠あり、同期及び突発コラボ、凸関連を除く)」を比較いたします。なお、実際のコラボは自枠が無いこともあるので、これよりも多いと思われます。(2022年01月~04月15日現在)

 次に「同接中央値」「総視聴時間」「配信時間」の推移を比較していきます。
 22年01月同接中央値は、"Youtube"のバグのため各種数値の変動が少ない兎田ぺこらさんを参考に独自に9/7倍したものを使用しております。(統計参照:VSTATS)

同接中央値 (2022年04月末現在)


総視聴時間 (2022年04月末現在)


配信時間 (2022年04月末現在)


 現在、Vリスナー40万人強(VSTATSで計測されているVtuberの最大視聴者数が30万人強)と見積もる事ができ、そのうちホロライブをメインとする「ホロリス」は20万人前後と推測されます。(参照:ジェネリックの巣穴)
 さらに前回の記事で述べたように新規の視聴者は今後爆発的増加するような要因はほぼ無いため、今いるリスナーをいい意味で「囲い込ん」でいかなけれなばりません。
 幸いなことにホロライブは「閉じて」おり、「箱推し」というリスナーを共有している状況にあります。そのためにはコラボをし、他ホロメンのリスナーに「認知」してもらわなければなりません。
 現状、それができているのが"KoLuC"の3名、失敗しているのが"山ござ"となっております。



"山ござ"に未来はあるのか?

 各種数値が落ち込み「閉じコン」まっしぐらな"山ござ"ですが、今後「ホロライブ」の一員として活躍できるかと言えば大変難しいと言わざるをえません。
 既に加入後5ヶ月が過ぎ、"KoLuC"の3人も含め独自のファンが付いています。「閉じコン」気味な雰囲気の現状が好きなファンをなだめつつ、受け身であった自身の性格に鞭を打ち「コラボ」を成功させ、「箱推し」の"支持"を得なければいけません。"新人"という免罪符もなくなり、リスナーの眼が厳しくなる中これらを成し遂げるには並大抵の努力では達成できません。

 それでも努力し続ければきっと、諸先輩方同様「箱推し」は応援してくれると思います。
 "山ござ"のお二人は「天は自ら助くる者を助く」という言葉を胸に「ホロライブ」の一員としてより一層の活躍をしていただきたいと切に願っております。