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新NISA(資産運用)をはじめようと思う#11-投資はじめて2週間、結果を赤裸々報告&分析
初めての投資を開始してから約3週間が経過したので結果を振返ってみる。
総評としては下記のとおり
購入した銘柄は5種類
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総額は40,000円
今日時点での利益は1,090円
収益率は2.7%
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漠然とした目標では収益率4%を目指しているのだけれども、割と順調に進んでいても4%はかなり遠い目標であることを実感している。
やはりそう甘くはない、ということか。
とはいえ何もせずに資金が増えるというのは不思議な気持ちでもあり、逆に何にも保証されたものではない、ということも暗に示されているようで怖い気もする。
続いて個別に分析してみる。
まずは、下記が開始してから今までの日々の基準価額の値動き率をまとめたもの。
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スタート時が100%で、そこからどれだけ基準価額が変動したかを表している。
長期投資するうえでは短期の個別の動きに一喜一憂すべきではないのだが、個別にざっくりと振返ってみる。
・日経平均:驚くほど上がった
・S&P500:期待を大きく裏切る低調
・オルカン:想定通り
・インド:想定よりは低調
・債権:空気。予想はしてたけど空気。
次に各商品間の関係性についてみてみたい。
下記が上記の数値をグラフにして見える化したものだ。
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日経平均とオルカンとS&P500の動き方が非常に似ていることに気が付く。
さらに、非常に好調な日経平均と、逆に低調なS&P500の真ん中でオルカンが動いているのも明確になっている。
これらの現象は想定どおり。
オルカンの最新の月報をみると、
組入上位10ヵ国・地域と各割合は下記のとおりとなっている。
1 アメリカ 62.7%
2 日本 5.6%
3 イギリス 3.5%
4 フランス 2.8%
5 カナダ 2.8%
6 スイス 2.3%
7 ドイツ 2.0%
8 オーストラリア 1.7%
9 インド 1.7%
10 台湾 1.5%
6割以上がアメリカ、次いで日本。
だから、両者の動きにオルカンも連動するのは当たり前だし、さらにアメリカと日本の真ん中で限りなくアメリカ寄りの動きになるのも納得だ。
あらかじめ目論見表や月報などを見て想定していたものの、こうやって具体的な結果を目で見て確認すると、自分自身の想定との答え合わせができるのでとても有用な振返りになると思う。
ただ想定外だったのは、日経平均とS&P500の結果が逆転していること。
とはいえ、本命のS&P500がうまくいっていない時の対抗馬としての日経という想定に関していえば目論見どおりにいっているともいえる。
次にダークホースのインド。
これがまったく分からない。
グラフを見るとオルカンとは逆の動きをしているのが分かると思う。
これはどういうことだ?
インドは世界に対して逆張りをする感じに動くのだろうか?
今後も注視していこうと思う。
最後に債権の動き。
債権は株式中心の投資商品がうまくいかない時に逆に作用することをみこんで、保険的な役割としておいてあるのだが予想以上に動きが少ない。
これは先進国の株式市場が割と好調気味だからなのか、判断するには材料が少ないか。
とこんな感じで素人ながらに現状を軽く分析してみた。
分析内容の妥当性については異論あるかもしれないけど、こうやって振返って自分なりに答え合わせをして、次を想定していく、という積み重ねが大切なのかな、と思うので、定期的に振返りを行っていきたい。
P.S.
余談だけど、今回の表とグラフはiPhoneの標準機能のNumbersという表計算アプリを使ってみた。
手元で細かい入力は慣れるまで面倒だけど、この程度のグラフであれば手元で作れてしまうので活用できるようになると便利かもしれない