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Meta Quest3を使って自室で好きなキャラを踊らせよう!!!(Quest3パススルー、Uni Live Viewer利用)


はじめに

こんにちは! こねこです。皆さんは楽しいVRライフを送っていますか?
もし、Meta Quest3をお持ちならパススルー機能を使って、好きなキャラを自室に呼び出すことができます!

全体像を簡単にまとめると、以下の4ステップで呼び出せます。

■必要なステップ
・機材とアプリを準備
・使いたいデータをPCで探す(作る)
・データをPCからMeta Quest3に送る
・Meta Quest3でアプリを起動する

今回ご紹介する「Uni Live Viewer」を使えば無料でキャラにダンスしてもらうことが可能です。筆者は最近Quest2からQuest3に切り変えたのですが、使い方が色々思いつき、わくわくしています!ぜひ 一緒にやってみましょう!

必要なもの

■Meta Quest3(128GB)

⇒購入する場合はQuest3をおすすめします。Quest2ではパススルー機能を使っても白黒のモヤモヤが映るだけで、残念な気持ちになります。最近、廉価版のQuest3Sが発売されましたが、画質の面ではQuest3が勝っているようです。

▼Meta Quest3S(128GB)

なお、2024年10月10日現在では、Quest3は新品の128GBモデルが売り切れているため、中古で128GBか、新品の512GBを購入するしか選択肢がありません。

▼Meta Quest3(512GB)


■PC

⇒PCは、動かしたいデータ(VRMアバター、VMDダンス、音楽ファイル)をQuest3に移動するためだけに使います。

今回使用するアプリ「Uni Live Viewer」はQuest3上で動かすので、PCはスペックが低めでも問題ありません。ただし、ケーブルのUSBの規格が利用できるPCをご用意ください。USB Type-Cが利用できれば特に問題ないです。


■PC接続用のケーブル

⇒PCからQuest3にデータを送るためにケーブルが必要です。筆者が使っているケーブル(USB Type-C)のリンクを貼っておきます。

正直に言うと、このケーブルは「安くて、とりあえず接続できるもの」を選びました。口コミで壊れやすい点が指摘されており、安物買いの銭失いになるかもしれません。継続的に使うのでれば、以下の純正ケーブルを使ったほうが安心です。

▼Meta Quest Linkケーブル(USB Type-C)

ケーブルの長さについては、他のゲームもするなら5m以上のものを選びましょう。長さが5m以下のケーブルでは動ける範囲が狭くストレスになるほか、物に引っ掛かってケーブルが破損するリスクが高くなります。


準備開始!

1.Quest3に「Uni Live Viewer」をダウンロード

▼「Uni Live Viewer」アプリ紹介ページ

Quest3に「Uni Live Viewer」のアプリをダウンロードしてください。Quest3内のストアから探すか、Quest3と接続されているPCで、上記リンクのサイトページに入ってください。PC版の「Uni Live Viewer」もあるようですが、今回は利用しないのでご注意ください。

とりあえずQuest3にダウンロード!

アプリをダウンロードしただけの状態でも、すでにキャラ、ダンス、音楽が入っているため、遊びはじめることができます。このアプリは操作が独特なので、できればこの段階でゲーム内の説明書を読みながら動かしてみてください。トリガーボタンを握って押し込む操作になれましょう。


2.使いたいデータをPCで探す

使いたいデータ(VRMアバター、VMDダンス、音楽ファイル)をPCで探しましょう。

なお、各データは、利用規約を熟読してから利用してください。作成者の方のクレジットを記載する等、必ず規約を守ってください。

また、データをダウンロードする際に、ウイルスもダウンロードしてしまう恐れがあります。安全性が確保されたサイトで、ウイルス対策ソフトを導入した上でのご利用を推奨します。

余計なお世話かもしれませんが、ダウンロードしたファイルは解凍が必要です。筆者は無料の7zipを利用しています。PC初心者の方は困惑するはずなので、こちらはご参考までに。

7zipインストールページ

(1)VRMアバターを探す
キャラクターのモデルであればVRMアバター、つまり、データのファイル末尾が「.vrm」となっているものだけが利用可能です。※末尾が「.mmd」「.pmx」等では動きません。ツールで変換が必要です。

検索する際には「vrm モデル」等でググりましょう。おすすめのサイトは以下です。

▼ニコニ立体

▼BOOTH

(2)VMDダンスを探す

ダンスであればVMDダンス、つまり、データのファイル末尾が「.vmd」となっているものだけが利用可能です。

検索する際には「vmd ダンス」等でググりましょう。おすすめのサイトは以下です。

▼ニコニコ動画

(3)音楽ファイルを探す

音楽ファイルであればファイル末尾が「.wav」「.mp3」となっているものが利用可能です。

音楽ファイルはご自身で取得していただく必要があります。権利的にグレーな方法は、ここでは解説いたしません。無料ダウンロードサイトやアプリを使って入手してください。

3.データをPCからQuest3に送る

まず、PCとQuest3をケーブルで接続してください。ケーブルが接続されると、Quest3上に以下画像のメッセージが表示されます。メッセージはQuest3をかぶって確認してください。

スクショに映りませんでしたが、「USBが検知されました」と表示されます。

Quest3のコントローラーを使って、このメッセージをクリックしてください。クリックすると接続が完了します。Quest3を頭からはずしてください。

※メッセージが出ない場合はケーブルを挿し直すか、PCとQuest3を再起動してください。

※メッセージは一定時間で画面から消えますが、お知らせ欄から確認可能です。Quest3のメニューバーの、青い丸がついたベルマークを押すと、お知らせ欄が表示され、ログからメッセージをクリックできます。


それでは、PC画面に移動します。ケーブルは接続したまま、「PC」内の「デバイスとドライブ」に「Quest3」が表示されていることを確認してください。確認後、「Quest3」をダブルクリックしてください。

そのまま「内部共有ストレージ」をダブルクリックで開いてください。

続いて「UniLiveViewer」をダブルクリック。

最終的なデータの保存先は以下です。データの移動が完了したらケーブルを外して大丈夫です。

■以下フォルダにデータを保存
VRMアバター⇒Chara
VMDダンス⇒Motion
音楽ファイル⇒BGM

「Uni Live Viewer」を起動!

これで準備が整いました。Quest3で「Uni Live Viewer」を起動してください。データが取り込めているか確認しましょう。

(1)ダンス確認
操作メニューの左上の①のボタンを押して、以下の画面にしてください。②の矢印を続けて押すと画像のように、追加したダンスの選択肢が追加されています。

「samle」というVMDファイルをQuest3に保存しました。

(2)音楽確認
操作メニューの①の音楽ボタンを押して以下の画面にしてください。
②の「Audio Load」を押して音楽を読み込んでください。
③の矢印を続けて押すと画像のように、追加した音楽の選択肢が追加されています。

「samle」というwavファイルをQuest3に保存しました。


(3)キャラクターを追加
保存したキャラクターのデータを読み込みます。

操作メニューの①のボタンを押して、以下の画面にしてください。
②の矢印をクリックして「VRM Load」の選択肢を出してください。
③の魔法陣の上にある「VRM Load」を押し込んでください。

以下画像のように、Quest3内に保存したデータが表示されるので、アイコンを押し込んでください。

これでダウンロードしたキャラクターを使えるようになりました。

パススルー機能を使う!

まず①の歯車アイコンを押して設定画面を開いてください。
②の箇所を押して、ステージを変更してください。このステージのみパススルーが使えるようです。

ステージが変わりましたら、床のイルミネーションを消しましょう。パススルーに映り込んでしまうと邪魔になります。「FloorLED」が白く表示されていたら押してください。

最後に、「passthrough」のボタンを押してください。これで背景が透過され、キャラクターが部屋に現れました!

補足:自分でキャラを作りたい場合

自分でキャラクリエイトがしたい場合は、PCで「VRoid Studio」(無料)をインストールすると簡単にキャラを作成できます。VRMデータでエクスポートすれば「Uni Live Viewer」ですぐに呼び出せます。

▼VRoid Studio公式

こんな感じでキャラを作成できます。

このキャラ(筆者作)は以下のページからダウンロード可能です。「VRoid Studio」の使い方は本記事では割愛します。操作は簡単なので特に問題はないと思います。公式サイトをご覧ください。

▼ダウンロードページ

▼VRMエクスポートのやりかた

「VRoid Studio」でキャラクリエイトした際に、エクスポートの方法がややわかりにくかったので、ここだけ共有します。

「VRoid Studio」の編集画面の右上にダウンロードマークがあります。このボタンを押して「VRMエクスポート」からVRMデータをダウンロードしてください。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。パススルーでキャラを呼び出せたでしょうか?

もし、この記事がきっかけで、ご自身でキャラやダンス、音楽を作ろうと思った方がいらっしゃれば大変うれしいです。

本記事で紹介させていただいた、各種デバイスやアプリの開発者の皆様には感謝を申し上げます。

さいごに、読者のあなたが楽しいVRライフを送れることを祈っています。




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