高野秀敏さんとのピザ寿司会
10月20日、東北大学青葉山ガレージにて、東北大学OBでありエンジェル投資家でもある高野秀敏さんをお招きした交流会がありました。
私自身、高野秀敏さんと出会うのはこれで2度目であり、1度目は昨年の東北大学ビジネスアイデアコンテストでお会いしました。昨年のビジコンではあまり高野さん自身のお話を聞く機会がなかったので今回はとても楽しみにしていました。(年収チャンネルでは何度か拝見しています。)
ここで、高野さんから教わったことを書いてもしょうがないので(高野さんの著書を読んだ方がいいという意味)、ここでは、私が見つけた高野さんの見習いたい点を挙げていこうと思います。
1つ目 話の掛け方
通常私たちは、誰かに話しかけるときに、自己紹介をして相手のことを知り、その上で、相手のことを探ったり、世間的な会話をすることが多いと思います。まさに外堀から攻めるような感じです。しかし、高野さんは唐突に話したい内容から入っていたのです。実際にあった会話は次のような感じです。私たちが受付のところでネームプレートの準備をしていたときに、「ここめっちゃいい本が置いてあるじゃん。この米国で製薬会社売却した人絶対東北大学読んだ方がいいじゃん。上場なんてすぐできるでしょ。」一見、独り言とも取れるこの発言に対して、来たばかりの人も一緒になって話していたのです。その後も知り合った人と中身のある話ができててすごいなと思いながら僕はそれをみてました。まさに内側から攻めるって感じですね。
2つ目 場の盛り上げ方
ビジネスアイデアコンテストの時もそうだったのですが、会場が重たい空気にならないようにいつも気をかけてくださっていました。ビジコンの記念撮影やピザ寿司会の記念撮影の時も面白いことを言ってみんなをにこやかにしていました。多くの講演会では、講演者が成功体験や教訓などを話して、改まった空気になるのに対して、高野さんとの交流会では、笑いが常に挟まってたような思い出があります。これを見習うのはだいぶ難しそうです。
3つ目 現実を話す事
交流会を通して、高野さんは僕達に現実という贈り物をくださいました。飾り繕うことなくそのままの現実をみなさんに提供していました。Youtubeを見ると、一般の方に対して甘い言葉だったり、再生回数が取れるようなインパクトが取れるような言葉を多くの方がおっしゃていて見分けがつきません。高野さんがおっしゃていた錯覚資産の話は一生忘れないと思います。
最後に、寿司とピザ最高に美味しかったです。ありがとうございました。私もいつか母校に寿司とピザを持っていけるようなそんな人間になりたいです。