国家試験合格のコツ教えます
私の頭脳はごく普通です。
それでも約30の国家資格に合格しました。
1級電気工事施工管理技士、電験三種、第一種電気工事士、電気通信主任技術者など電気関係を中心に、建築や土木などの資格も持っています。
経歴書の資格欄に「運転免許」と書くだけでは心配だと思い、国家資格に挑戦する人もいるでしょう。
私の経験では、国家資格の有無は、採用の大きなポイントにはならないと思います。 無いよりあった方がいい、レベルだと考えます。
スキルアップを目的に受験する人もいるでしょう。
耳学問だったことが、理論的に補強されたりします。
自分の専門分野と関連する分野を勉強すると、幅広い知識につながります。
例えば自分の仕事が電気関係であれば、建築の勉強をしてみるとかです。
私の経験から、下記に国家試験に合格するコツを記述します。
司法試験のような超難関試験は除外して、合格率30%程度の国家試験を前提にします。
一発合格を狙いましょう。
年に一回の試験だと、不合格になったら、1年後に再チャレンジとなります。 前回勉強した内容を、すっかり忘れているのが凡人の悲しいところです。 時間のムダなので、1回で合格しましょう。
(1)試験勉強は1ケ月前から始める。
早く勉強を始めてもダラダラして、学習したことを忘れてしまう。
遅いと覚えきれなくなるので、1ケ月くらい前が丁度よいと思いま
ます。
(2)どうやって勉強するか?
ひたすら過去問を解くのが、合格のコツです。
教科書は買わなくてイイと思います。
もちろんお金に余裕があれば買ってください。
知らない言葉や専門用語は、パソコンでかなり調べることができま
す。
1ケ月前から勉強開始なので、それより前に本屋さんで、丁寧な解答
が書かれている過去問題集を買っておきます。
(3)過去問の勉強の仕方。
・問題を読んですぐに答え合わせをしましょう。
分からなくてもすぐに答えを見て、解き方を覚えましょう。
学生ではないので、解けるまで考えるのは時間のムダです。
・問題の横に印をつけましょう。
〇解けた △ギリギリ解けた ×不正解
・過去問は3回繰り返し解きましょう。
3年分の過去問を解いたら、最初の年に戻ります。
記憶が消えないうちに繰り返すのが、記憶定着に効果的です。
時間がなければ、3回目にやるのは、×印が多い問題だけに絞って
もいいでしょう。
(4)どこで勉強するか?
・家にいる時、できれば机に座って勉強しましょう。
ソファーで勉強していると、小さな子供がいると、遊びたくて、く
っついてきます。 机で勉強していると、遠慮してくれます。
私の場合、当時小学生の娘は、勉強が終わるまで、私の足元で一人
遊びしてくれてました。待ちきれなくて眠っている時もありまし
た。
・電車の中でも勉強しましょう。
(5)試験会場
・会場には1時間前に着きましょう。
受験生は緊張しているため、トイレが塞がっている可能性がありま
す。
1時間前なら、そんな事態にも対処できます。
・試験会場に入ると、皆賢そうに見えます。
自分だけ不合格になるのではないか?と不安になります。
しかしそんなことはありません。 全員不安と戦っていますよ。
社会人になって受験することは滅多にありません。
久し振りの受験のドキドキに、新鮮な感じがします。