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夢か現実か

夏至を過ぎたあたりから
過去の出来事は すべて 夢であると
わたしの脳が言い始めた

地球での 楽しかった記憶や 愛おしかった記憶が すべて 夢へと変換され 今にしか集中できない状態になってきているのだ

つまりは 今 目の前に現れていること以外は すべて夢になってしまうのだ

今にしか生きられないって なんだか特別なことだと思ったけど いざ 今しかなくなると こんなにもつまらないものなんだなぁと思ってしまう

それは まるで 月にいた時のように 目の前に起きてることを 何の感情も持たず ただ ただ 眺めているだけの時が過ぎて行く そんな感じに似ている

思い出を懐かしんで笑ったり センチメンタルになるって 地球ならではだったんだなぁと、、

なんて素敵な体験なんだろうと思うけど もう遅い どんなに思い返そうとしても 夢になってしまうのだから

もう夢か現実かわからなくなるから 過去を振り返るのはやめるとするか


もしかして そもそも 今以外は夢だったのか?


それはさておき
あと どのくらい 地球ならではの体験ができるのだろうか?

このままでいくと 地球も月や他の惑星みたいに 全霊でしかいられなくなってしまうようだ

なんだか とっても寂しいなぁと 切ない感情が胸を通り過ぎた時

ふと気がついた

"この気持ちは地球ならではの感情だ!"

と、、

よかった!!

わたし まだ地球にいられてる(笑)

地球で生きてる!

あとどのくらいこの状態の地球を過ごせるのかわからないけど その日が来るまで 地球ならではのことを思う存分楽しまなくっちゃね!

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