僕と怖いおじさん(芋けんぴ達の独り言) 第12話 みんな僕のことを知っているかな?(12)
#創作大賞2023
#お仕事小説部門 #お仕事 #移動販売・対面販売 #ラブコメ・恋愛 #おじさん #駄菓子・豆菓子・珍味・ドライフルーツ #未亡人・JK少女 #女子大生 #人妻
第12話 みんな僕のことを知っているかな?(12)
そう、お嬢さま、お姉さま達の中には。
あいつらの黄金色に輝く、しなやかな肢体の。
その容姿の立ち姿。
背丈の長さをね。
自身の頬を薄く桜色に染めながら瞳をウルウルと濡らし、輝かせながら。
自分の大事な殿方の【なに】と長さ比べをしながら歓喜、歓声を上げ、ワッと騒めいている人達も多々いるから。
僕【芋かりんとう】達の中でも。
特別長いもを自身の口へとパクリ! と入れ、ほぅばりながら試食をしたいみたいなのだ。
また、そうなるように、家の怖い顔のおじさんが。
そう、この販売業を35年以上もコツコツと続けてきた怖い顔のおじさんが。
僕達【芋かりんとう】を綺麗に並べセッティングする方法を意図的に選び。
女性のお客さま達を誘うように魅せているから。
家の怖い顔のおじさんの後押しもあり。
僕【芋かりんとう】達は。
家の怖い顔のおじさんが出店と販売をしている。
そう、商いをさせていただいている道の駅などでは。
僕【芋かりんとう】達はいつも大変に人気物。
人気商品、アイテムとなっているからね。
自身でお菓子の販売業をされている人達で。
毎日の売り上げが芳しくなければ。
一度家の怖い顔のおじさんの魅せる販売の仕方……。
袋に詰めたお菓子をそのまま並べて売るだけではなく。
ちょっとした器、容器、持ち箱、竹籠に小山でもいいから盛って、並べ販売をしてみることをお勧めするよ。
第13話 みんな僕のことを知っているかな?(13)
僕が呟いたところで。
また話しを変えるけれど。
僕【芋かりんとう】が先ほども説明をしたとは思うけれど。
家のおじさんの顔は、確かに怖い顔……。
ブルドッグみたいな、いかつい顔をしてはいるけれど。
これでも【昭和】の時代から【令和】の時代にかけて商い。
そう、移動販売、試食販売歴は35年以上にはなるベテランのおじさんだからね。
今からスローライフ……。
その日暮らし、と言えば大袈裟なことかもしれないけれど。
毎日をゆるり、緩やか、ゆとりのある生活をしてみたい。
まあ、してみようかな? と思う。
若人達は。
これから家の怖い顔をしたおじさんの恋話しの中で、色々と販売方法なども説明をするつもりでいるから。
よく僕達……。
そう、僕【芋かりんとう】を含めた駄菓子な仲間達や。
豆菓子、珍味にドライフルーツ達の独り言、呟き。
そして会話の方も偶には、中身の濃いいことも会話をするとは思うから。
そんな呟きや会話の内容などを。
今後の参考にするのも良いかも知れないよ。
だって家の怖い顔のおじさんはね。
こう見えても100種類近くの商品アイテムを。
今まで取り扱いをして、販売したことのあるベテランなおじさんだからと。
僕【芋かりんとう】が説明したところで。
僕【芋かりんとう】の簡易的な紹介と説明の方は終える。
だからまた僕【芋かりんとう】の話題に触れた時にまた会おうね。
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