僕と怖いおじさん(芋けんぴ達の独り言)第3話 みんな僕のことを知っているかな?(3)
#創作大賞2023
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第3話 みんな僕のことを知っているかな?(3)
よーし! では、前回の話しの続きである。
僕がどんなお菓子なのかを説明をしていくよ。
う~ん、実は、僕のこの細長い肢体はね。
《《ある物》》が原料で出来ていてね。
それも食べれば誰でも……と、言うことはないけれど。
大抵のお客さま達はね。
自身のお腹に溜まったガスが、『プゥ~』と音を立てながら出る可能性が大なのだ。
だからみんなは僕の《《商品名》》がわかっていても。
商品名が何なにかを。
みなさんは照れ恥ずかしくて告げることができないのだろう? とね。
まあ、僕自身が話しを聞いてくれているお客さま達にサービス。
みなさんが少しでも面白、可笑しく聞けるように呟きながら。
僕は再度問いかけてみるけれど。
やはり僕の独り言に耳を傾けてくれているみなさんからは、何も反応がない。
だから僕自身もさてさて困ったぞ! と独り言をまた呟いてみる。
う~ん、でも、僕自身がいつまでも独り言を呟いていると。
僕達お菓子達と家のおじさんとの商い日和の物語の方が進まないから。
僕の正体!
商品名!
アイテム名は何なのかを説明する。