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クソデカ感情拗らせ夢女によるサカタギントキ夢観と夢主誕生秘話について

※10月27日追記
このnoteはうちの銀夢を長く好いてくれている且つ夢主に興味を持ってくれているごく一部の人に向けて公開したものです。なので対象外の人が読んでもなんのこっちゃ分からないと思います。noteから飛んでくる人の事考慮してませんでした最初に注釈入れるべきだったごめんね🙇

先日のマロ返で夢主について興味を持ってくれる方が思いのほか多く、その中の一つに夢主誕生秘話についての質問があったので少し前にとあるフォロワーさんに送ったものを一部改変して載せてみます。と言っても秘話と呼べるほど大層なものでもないし隠していたつもりも毛頭ないんですが、自分の坂田銀時観とかをお話する良い機会かもしれないと思い初めて使うnoteに苦戦しつつ色々書き出してみました。

初めに断っておくと自分は夢女の中でも大分拗らせた方の人種なので、最近自分を知ってくれた方が軽い気持ちでこれを読むと十中八九ドン引きしますし正気の人間は踵を返して帰ります。なので読む際は100%自己責任で、もし「解釈違いだー!」となってもご自身で自衛等して頂ければと思います。ご理解の程よろしくお願い致します🙏


まず最初に質問いただいた夢主誕生秘話について触れておくと、正直初めにあの夢主を創った時はハマりたてというか夢落ちたてほやほやだったので、もうとにかく早くこの坂田銀時への熱を発散したくて言ってしまえばほぼノリと勢いで創ったんですね。今の原型となる夢主の設定や銀時との関係性はぼんやり頭の中にあったので、後はキャラの見た目を作って動かすだけだと。まぁ誰のためのものでもないんだし、気に入らなかったり辻褄が合わなくなったりしたらその都度変更したらええか、くらいの気持ちでした。それがまさか1年半以上経った今も変わらず使い続けてるとは。もう自分が一番驚きです。
それでふと、飽き性なはずの自分が何でこんなに夢主と長い付き合いになってんのかな〜と考えた時に、最初にノリと勢いと直感で選んだものがある程度自分の中で正解だったんだろうという考えに至りました。


私が夢主の見た目を創るにあたって一番に考えたのは「既存キャラと被らないこと」でした。ギンタマン回の銀時が「人気漫画のキャラはシルエットにしても誰なのか判別がつく」と言っていたのを謎に覚えていて(笑)、じゃあ銀魂という漫画の世界で生きたいと願うなら自分も既存キャラですよ?みたいな面をしてなきゃいけない、見た目にもちゃんとこだわらなきゃいけないと思ったんです。
それでもまぁ自分は考えながら描くの得意じゃないしとりあえず描いてみようってことで、まず手癖で描きやすい子を描いてみたら黒髪ポニテのつり目の女の子になったんですね。私の一番好きな女の子のタイプです。そしたら「いや銀魂キャラ黒髪もポニテも多くね…?てか女性キャラ全員髪長くね?てか女性じゃないのに髪長くて美人なヤツ混じってねェ!?」となり即却下になりました笑 それが私の創作キャラ第0号です。わずか5分の命でした😌
そこからなるべく既存キャラと被らない髪型、髪色、服、性格その他諸々を隙間を縫うように選んで整えて出来たのが今の夢主です。
だから彼女の髪型のあのウルフもどきの付け髪みたいな部分、アレ実はロングの女の子が好きで夢主をどうしてもただのショートにしたくなかった私の残滓なんですね〜😂いやショートの女の子も可愛いんですけど…!夢主の性格でショートにするとちょっと強気感が前に出過ぎるかなと…!!!

最初期に描いたと思われる夢主設定画。
今よりだいぶ大人びた顔してる


というわけでコレがまず夢主の見た目についてのお話だったんですが、見た目に限らず「既存キャラと被らない」って結構大事な要素だと自分は思ってます。
例えば団子屋の娘とか依頼主として出会った女の子とか、そういう「かぶき町で出会った可愛らしいor美人な女の子」として夢主を描く場合、余程のキャラ付けをしないと「それなら別にお妙さんや月詠みたいな他のキャラクターとのNLでも良くない?」となってしまうからです。良くないですね、全然良くないです。そんな事言われたらガチ泣きします。
あれだけ周りの女性陣からそれぞれ形は違えど想われていたのに、誰のものにもならず「万事屋銀ちゃん」として最終回を迎えた意味も考えると、既存キャラ、特に女性レギュラー陣との区別は坂田銀時夢主にとって重要な要素の一つなんじゃないかなと感じました。

あとこれは完全に主観だし個人的意見なんですが、坂田銀時は少なくともかぶき町で出会った女性とどうこうなるつもりは無いんじゃないかなと自分は思ってます。かぶき町に来たばかりの頃は分かりませんが、お登勢さんに拾われぱちぐらと出会った後の彼は「万事屋としての自分」とそれを叶えてくれたこの町をとても大事にしているので、自分は償いきれない罪を背負っていると考えてそうなあの内罰的な男が、かぶき町で幸せに暮らしている血も戦も知らないような女性に果たして自分から近づいていくだろうか、自分なんかと付き合ったら幸せになれないとかくだらない事考えるのが妥当なんじゃないか、というのが私の中での坂田銀時観です。かと言って自分から押せ押せで近づいてったら絶対に引くだろうしさっちゃんみたいな扱いされて終わりだし。あとなんか保護者感あるせいか若干枯れて見えるし女とか今あんまり興味無さそう、昔1人だった頃は女抱きに外出たりワンナイトとかしてたけどぱちぐら来てからはそれも面倒くさくなって一人で抜いて終わらせてそう……27歳独身男性それでいいのか大丈夫か。
重ねて言いますがこれはあくまでも個人的な、自分の創作上の話です。この考え方を押し付ける気は全くないですし、ましてや他の方の創作を貶めるつもりなどありません。皆それぞれ自分の中に自分が納得できるキャラ観がある、それで良いと思います。
というわけで、そういう意味でも夢主を「かぶき町女性キャラ」の中にカテゴライズするのは自分的にちょっと違うかなという考えに至りました。


なので坂田銀時の幼馴染という要素は自分の中では最も大事なものの一つです。先程も述べたように夢主をただの女の子にしたくない、なら何処で坂田銀時と出逢えばいいかと考えるとどうしても彼の原点である松下村塾になりました。
坂田銀時が特に大切にしている"家族"は作中で2つあって、私はそれが村塾万事屋だと思っているんですが、彼らはどちらも銀時ととてつもなく長く濃い時間を過ごしています。実際に村塾3人の過去エピソードは何話も使って丁寧に丁寧に描かれ、万事屋の絆なんかは最早物語のテーマのひとつになっていますよね。共に笑い共に泣き、戦い、大切なものを守り共有してきた彼らは銀時にとってかけがえのない存在です。そんな彼らですら坂田銀時の心の根っこの部分に辿り着くまでにあれだけの時間がかかっている。ということはつまり、銀時が生涯を共にしたいと思う相手、かけがえのない存在になろうと思ったならば、それと同等かそれ以上の長く濃い時間が必要になるというわけです。そんなんもう松下村塾に行くしかねェ。頼む私を拾ってくれ松陽先生。

それと、一度全てを失い大切なものを抱えることを諦めた男がもし再び恋人を作るなら、それはもう生涯をかけて愛し抜くと誓えるくらいの人だろうと思ってるので、あの男に関しては出会って気になってナンパとか酔っ払って体の関係とかそういう気軽な出会い方は難しいと思っています。そんな事が出来るほど器用な男なら、最終回発情期(ファイナルファンタジー)にのっかってとっくに誰かしらとくっついてるでしょう。


戦闘系夢主になったのも先程述べた「坂田銀時と過ごす時間」が主な理由です。坂田銀時を語る上で絶対に外せないのが長篇短篇数々の戦闘シーン。現に彼の大事なエピソードは殆ど戦闘の中で明かされています。まぁそれも自分から話してくれるわけではなく、彼の過去と重なる事件や敵と対峙したりしてようやく過去の情報がちょっと分かるみたいなもどかしい開示の仕方をしているわけですが、兎にも角にも彼の人生は3分の1くらい戦場と共にあるわけです。となれば坂田銀時と「長く濃い時間」を過ごすためには、彼と同じ戦場で戦える人間でなくてはならない。個人的に非戦闘系の人間が特別な理由もなく前線について行くのは命懸けで戦ってる人に対して失礼な気がしてしまって気が引けます。その点出演女性キャラ全員戦える銀魂は最強ですね。Finalでかぶき町レギュラー陣ほぼ全員がターミナルに集って戦う姿は圧巻でした。

それに関連して言うと、うちの夢主の場合特に攘夷戦争を経験していることは結構大事かなと思っていて。勿論万事屋銀ちゃんとしての彼の戦いも結構ハードでグロテスクなもんですが、攘夷時代のそれはやっぱり比べ物にならないほど戦争特有の残酷さが剥き出しになっていたんだろうと思います。今朝一緒に飯を食った味方が目の前で肉塊になり、自分の足元には敵味方区別がつかないくらい大量に死体が転がっていて、一瞬でも油断すれば文字通り命を取られる。そんな状態で互いに背を預け戦う中で生まれる感情って多分一生自分の中に残るくらいデカいものだと思います。攘夷四天王の絆(と呼ぶと彼らに怒られますが)が強く深いのも考えると、夢主も彼らと共に戦場にいた方が色々説得力が増すんじゃないかなぁと思いました。


あと戦闘系夢主になったのには実はもう1つ理由があるんですが、こっちは「坂田銀時の戦う姿を一番近くで見たい」という私欲丸出しの割としょうもない理由です。
坂田銀時の戦ってる姿がめちゃくちゃ好きなんですよね。どシンプルにかっこいい。何かを守るために剣を振るう姿も、自分より遥かに強い敵にボコボコにされながらそれでも生を手繰り寄せ立ち上がる姿も、全部全部かっこいいです。そんな姿もう夢主が云々より何より私が見たい。
確かに傷だらけになりながら好いた女をその逞しい背に隠し、必死に護る姿も魅力的です。銀時夢女なら誰もが一度は夢見ます。勿論私も夢見ます大好物です。でもそれだけじゃあ自分は一生あの男の背中しか見れないことになる。せっかく銀魂の世界で坂田銀時と関われるのに、 自分が戦えないという理由だけであの世界一美しくて雄々しい坂田銀時の戦闘姿を真近で見れないのはあまりにもったいないと思いました。
とか言いつつ自分の技術不足でアクションシーンのネタ類を漫画に起こせないまま1年半以上経ってるんですが😌(?????)好きなもんばっか描いてないでもっと漫画の描き方お勉強しましょう。

長々書きましたが、要は夢主に坂田銀時と同じ景色を見て同じものを感じて同じ時を過ごしてほしかったんです。それだけです。

以上、私の坂田銀時夢観を夢主制作秘話を絡めつつ書いてみましたがいかがでしたでしょうか。ガチすぎて引きますね。何やってんだ本当に。
以前もチラッと言いましたが、自分の夢創作において常に根幹にあるものが「原作坂田銀時の人生の深い部分に関わって一緒に生きたい」という感情です。原作軸の、あの人生を歩んだ坂田銀時の隣を悲しくも望んでしまった人間がどうしようもなくなって描き始めたのが拙作でありうちのgn夢ちゃんになります。
落書きばっかで夢主の過去やら何やらに未だ一切触れることなく気付けば2年(!!?)経とうとしているような人間の描き物ですが、もし良ければこれからも長くお付き合いいただけたら幸いです。とりあえず本を出せるようになりたいね。

拙文最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♀️おしまい!

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