手癖

本当は何も考えずに眠りにつきたいけど、何も考えないことも眠ることもできないから、起きてる。何か考えるくらいなら手癖で文字を書く方がいいので、かく。バイタリティが完全に消滅してるので自分の中で問題があった頃とか懐かしく感じる。本当に時間は爆速で過ぎていくということを最近意識していて、ていうか意識せざるを得ない。高校の時鬱で血尿漏らしてたのとか今となっては遠い過去のことに感じるくらい高校卒業してからは充実してた。その間実は勉強してるようで全くしてなかったけど、それでも精神的に充実してた。未来のイメージの端切れを掴んだような気がした。それも一昔前。結局そのイメージも幻想で、私は何もできるようになっていないし、何も作り上げていない。いつも何かをつかんだ気になるけど、本当はそうでもない。なぜなら私は変化していないから。いや、私は確実に変わったしコアとなる部分が出来上がったかもしれないけど、でもそれだけだ。気を抜いたらすぐ今みたいな状況になる。ここ一年くらいは本当に躁鬱がなかった。だから充実してた。バイト飛んだり親と喧嘩したりしたけど躁鬱ではなかった。自らの発達障害が明確に意識化されたくらい。いやだから長く続く平穏期、そして今がその代償のように鬱。本当にひどいと思う。精神の甘えとかじゃなくて元々こうなってた。今は全部のイメージが消失した。だからといって本当は全部を諦めたり希望をなくす必要はない。わかってる。けど、希望と言えるものがない。一筋も。ある時から私は芸術によって感動して、表現を信じることによって存在を確固としていた。今はその表現すら信じられなくなってる。明らかに病気だと思う。いろんな映画とか美術館行ったりとか、そういうことをしたらいいのかもとか思うけど、なんか気持ち悪くなった。でも、ずっと頭の隅で音楽作りたいとおもってる。それすら悔しいし惨め過ぎる。

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