武蔵高月城
高月城の概要
築城年:長禄2年(1458)築城
築城者:大石顕重
城主:大石顕重・大石定重・大石定久・後北条氏
遺構:土塁・堀・曲輪
所在地:東京都八王子市高月
高月城の歴史
高月城は、長禄2年(1458)に大石信濃守顕重によって築城された。
文明11年(1479)に近くにある二宮城ともに扇ヶ谷上杉氏に攻められる。
文明18年(1486)に聖護院跡の道興准皇后が訪れる
その後、滝山城ともに後北条氏の持ち城となる。
永禄12年(1569)の滝山合戦際にも使用された可能性もある
天正18年(1590)の八王子城の戦いの前哨戦の際に滝山城ともに小競り合いがあった可能性があるかもしれない。
二宮城と法林寺館との関係性
法林寺館と高月城の直線距離が561.19 m
高月城と二宮城の直線距離が1.50 km
地形図からみる高月城
秋川の舌状台地に築かれている。
横堀や土塁の遺構がしっかり残されている。
主郭部分は大きな館や大櫓などを建てることが可能
滝山城と同じ加住丘陵上に立地している。
主郭・二郭・三郭が形成されている。
自然地形を有効利用している。