最近の「推しの子」の展開について思うこと。
はじめに断っておくと、推しの子については、ジャンプラで見ているのみで、ヤンジャンは追ってないしコミックは買っていない。
自分は推しの子、序盤面白いなと思っていたんだけれど、ラブコメ風味が強くなってったり、まあそれはいいんだけどそれでも芸能界の闇を裏側から切り込むって展開が続きに続いて、求めていたサスペンス方向とはどんどん違っていって徐々に萎えていったタチだった。
で。
今絶賛賛否両論で若干荒れ気味?の今の展開。
コレについては、本当、上手い作者だな~と感心している。
かぐや様の石上関連からそういう気はあったけど、物議を醸す展開というか、コレやったら絶対荒れるだろうな~って展開をぶっこむのが非常に上手いですよね。
その是非は置いとくとして、読者が一言物申したくなる、そこに対する嗅覚ってのは今の世の中、特に創作やってる人で、これ持ってる人は相当強いんだろうな~と思うんです。
もし、自分がやるとしても、絶対に重曹ちゃんに対するフォローは入れてしまうだろうし、ジャンプラのコメント見ると、やはりそこに違和感を抱いている人が非常に多いよね。
アクアも。
でもね思うわけですよ。
こんなぱっと出てくること、作者が思っていないわけないわけで(しつこいようだが最新のヤンジャンは知らない)。
そこをぐっとこらえて物議を醸すような、やったら荒れるような展開を、このキャラそれぞれに愛着が湧いているであろう、キャラクター像も確立仕切っているタイミングでぶっこむのは本当に上手いなーと感心したのよ。
やろうとしても躊躇うよ。
なんっかフォロー入れたくなるし。
なんとなく思いつく似たようなところだと、アクタージュの牛魔王編で、脚本家が主人公に対してやったこと?
違うか?
普通の作者さまだったら、キャラ殺すだとか裏切るだとか最早読者視聴者が見慣れていて例えやっても今の時代実際そこまで盛り上がらないものにどうしてもなっちゃったりね!
あると思うんですよ。否定してるわけでないよ。むしろ好物だけどさ。
とにかく。
こみっく買おうかなと思ったのでした。