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ミリオンライブを追うのに年月は必要ないという話

久しぶりにこのnateで書き込みをしたくなった。
理由は最近ミリオンライブのプロデューサーさん達が増えてきて実に嬉しく感じていたのだがこういう声もよく聞くようになった。

ミリオンライブをもっと前から知っておけば良かった

もっと前から追いたかった

その気持ちはよく分かる、だけど自分の意見としてはそんなに後悔する必要はないと思う。
これから少しミリオンライブの昔話をしようと思う



まず自分のことを先に話すと自分はミリオンライブのサービス開始から始めた最古参……ではない。
具体的に知った時期はLTP09が発売されてた頃でLTP10を発売日に買いに行った記憶がある。それから今までミリオンライブを推させてもらっている。
自分は地方に住んでいて職業柄忙しく周年ライブ等リアルイベントは追えていない。
そんなんで担当もいるがコンテンツ自体を緩く愛している箱推しPだと思う。

突然だがミリオンライブというコンテンツで一番盛り上がった時期は?
と聞かれると様々な意見が出てくると思う。
ミリシタ発表されてリリース直後まで?
ミリシタ1周年でUNION!!のMVが公開された時?
ミリアニで盛り上がってる去年?
グリマスでアイドルヒーローズリベンジからアイドルヒーローズビクトリーガシャが公開された時!?
色んな意見があると思うし正解は無いと思う。Pによって違うのだから。
自分も一番は決めれない、が一つ忘れられない時期がある。

ミリオンライブ(当時はグリマス)が2年目の時にプラチナスターライブで駆け抜けていた期間である。
LTPが13で終わる時ミリオンのCDはもう出ないものだと思っていた。
今となっては笑い話だが当時はそう思っていたし、しみじみして 最後なんだしLTP13のジャケットはミリオンのキャラ全員写してほしいよね なんて本気で思っていた。
それがミリオン1thでPSL(プラチナスターライブの略)のPVが流れ、それから怒濤の1年間が始まった。
2ヵ月ごとに新ユニットが誕生し次はどのキャラ同士のユニットが出るのか楽しみだった。
クレシェンドブルーとエターナルハーモニーの人選が発表されて何だと!って思ったしその後にShootingStarsとEternalHarmonyの試聴がきてやべぇ……となったし、子供組が残っているな……って思っていたらこのみさん率いるロリロリロリロリカロリーが来た時には笑った。
ソロ曲も秀逸で乙女ストームから成長した未来の未来飛行。Birth of Colorを経た真のWORLD WIDE DANCE!!!。ARRIVEのリーダーとして可憐がPSLを締めくくる曲として歌った哀愁を誘う夕風のメロディ-。とストーリーも感じさせるものだった。(グリマス内でのストーリーはやや不評だったが)

大分話が逸れてしまったがここまで聞くとやっぱり当時から追いたかったと思うかもしれない。だが本題はここからなのだ。

それらの楽曲を2thで披露してPSLを締めくくった。
自分を含め当時のミリPは次はどんなことやるんだろうと期待していた。
そして次に発表されたのは全国キャラバンというものだった。
詳しい説明は割愛するがPSLのように新ユニットが誕生することもなく連動して新曲が出ることもない。全国キャラバンがクソといいたいわけではなかったがPSLと比べると見劣りするのは確かだった。
それでもミリPはまだ気にしていなかった。ミリオンスターズが初の全員参加する3thツアーが控えていたからである。
当時は声優の露出の格差が大きくロコ役の温姫さんなんか露出がまるでないから存在が幻なんじゃないか言われていたほどだった。それまで誰も温姫さんの姿を誰も見たことなかったのである。
それがあったからミリPも耐えられた。ミリオンライブがライブがメインなコンテンツと言われるのはここから始まっているのである。
グリマスはあまり好評ではない全国キャラバンで1年間過ぎてゆくなか3thツアーは大成功で終わった。その全国キャラバンの後継としてその後に発表されたのは……


うん……

Next Prologue編

である。これについては語りたくもない。4周年を控えたコンテンツがいきなりアイドルの初めましてが出てきてそれを1年間がかりでやるだなんて誰も望んでいなかった。
そもそもこのネクストプロローグ編で出たアイドルの設定がミリシタのアイドルの設定と食い違うところもあったりともはや何も意味が無かったように思える。
更に深刻だったのは楽曲である。
LTPの頃は1年ちょいで13のユニットを消化するため1ヶ月に1枚のCDがリリースされていた。
次のLTHはユニット数は10ユニットなってしまったが2カ月ごとに2枚のCDがリリースされて10ヵ月続いた。
全国キャラバンをやっていた頃はLTDというミリオンライブ初めて(ゲッサン特装版の未来・静香のGO MY WAY!!を除けば)のデュオを収録したCDを展開していた。
LTDは06までしか出なくて1ヶ月ごとのリリースでも6ヵ月で終わってしまった。
そして後続のLTFは……03までしかなく1ヶ月ごとのリリースで3ヵ月で終わってしまった。
一応その後初代キャスト投票のLTAが03まで出たので合わせれば6ヵ月にはなるのだが曲数を比べてみると

LTP 63曲
LTH 61曲
LTD 26曲
LTF&LTA 19曲

二つ足しても前のシリーズと比べると寂しいことになっている。ASが突然参加しなくなったのも不安を煽った。
たかが曲数と思われるかもしれない。
しかし当時はイベントごとに新曲出して即配信なんてものは無い。
今みたいに何かあったら生放送、生配信なんてものも無い。
たまにグリマスのガシャやイベントで盛り上がっても続くわけじゃない、結局それっきり。
日々リリースされる楽曲に思いを馳せながら楽しみに待つのがライブも行けない自分の中では一番の楽しみが削られたのである。

追い打ちをかけるように種田梨沙さんの活動停止。
その1年間はミリオンライブ暗黒期でした。
そしてミリオンライブは敵も多かった、そのことを話すとあれになるのでこれも割愛しますが。
4thの武道館公演はこの公演が終わったらミリオンライブが終わるかもしれない。それぐらいの気概で臨んだという声は大袈裟でも何でもなく本当のことです。
当時のミリPがアニメ化を強く望んでいたのもせめてアニメさえあれば……という強い願いでした。まあ6年以上も後になるとは思ってもいませんでしたけど。

当然その暗黒期で離れていくミリPもたくさんいました。
自分はあまり情熱的なPではなくミリオンライブを見守るようなスタンスです、だから残れたのかもしれません。


内外問わずアイドルコンテンツが溢れている中でミリオンライブの最大の強みは今まで積み上げてきたものだと思っています。
キャスト陣が10年間絶えることなく同じ役を演じて初めて生み出せる演技力。
ずっと関わってくださって声優の勝手を理解している作詞作曲編曲を含めた音楽関連の皆様。
それらは他のアイドルコンテンツには出せません。
ミリアニの大成功も監督や白組だけではなくそういうのが表れていると思う。他のアイドルアニメで2話を再現は無理でしょうし。

つまりミリオンライブは今が充分コンテンツとして成熟している時だと思います。
昔に戻ってあの頃のミリオンライブに触れて見たかったと思う気持ちも分かりますが昔のミリオンライブの環境が決して良かったわけではありません。
765プロ原理主義者と和解したのだってつい最近です。
(当時LTDのリリイベでDreamingを歌った際765プロの未来はここにある!と言っただけでお気持ち表明が流れてきた)
もしかしたら当時から追っていればミリオンライブが嫌になって離れていったかもしれません。
ミリオンライブは過去を切り捨てては今せん。今からでも充分追っても楽しいコンテンツです。
10周年を越えたミリオンライブがどこへ行くのか一緒に期待しましょう。


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