捕手哲学の話
私が捕手として培ってきたことを備忘録として思い付いたものから書いていこうかな、と思います
ここでは技術的なことではなく、配球面や捕手に重要な空間を支配する能力の話をします
技術的なことなんてそこかしこに転がっているので、その中から取捨選択していけばいいのではないかな、なんて思います
今日はテンポの話をば
よく聞く「このピッチャーはリズムが良い」とか、「テンポが速くて打ちにくい」なんて話
そのリズム、テンポの指揮を執ることが捕手の役割の1つです
※あえてリズムとテンポを似たような意味合いで使用しています。音楽的にはリズムとテンポは意味が違います
大前提として、ここで言うテンポは速ければいいというものでもないということ
ある程度一定のテンポを保つことによって、初めてそのテンポを変えたときに流れを変える手段の1つになるので、一先ず淡々とリズムを刻みましょう、ということです
何をもってテンポが良いとか悪いといった評価に繋がるのか、ということなのですが
見るべきポイントがいくつかあって
ここから先は
1,494字
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?