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nanadays
うつ日記 #励ましの言葉はいらない
今日も来てくださってありがとうございます。
20年前に診断された「うつ病」のことを、思い出しながら今日も書いています。
うつ病によって精神面での影響が大きいけれど、他には胃もたれ便秘などがあります。食欲がなく、日中寝ていることもあり、少量のごはんとおかずも少ししか食べられませんでした。栄養のバランスなど考えていなかったです。
体はいつも緊張している状態で、首・肩こりそれに伴って、冷え性もひどかったのです。運動もしないので、どんどん体は硬く血流も悪くなっていきました。
うつ病によって顔つきは無表情に変化します。例えバラエティー番組を見ても、笑うことは少なくなっていきました。仕事を退職し家にいると、どんどん社会から遠ざかっていく感覚がありました。友達や元の職場の人たちとも疎遠になっていきました。本当に、笑う事もなくなっていきました。
常に自分には「もう価値がない」と思い込んで、無価値感の症状が現れました。そんな時友人や家族から、「早く元気出して働かないと」などと言われると心理的な窮地へと追い込んでしまうこともあります。
焦らず支えることが大切です。周りの人の励ましや厳しい言葉かけはいりません。ゆっくり休息できる環境を整えてあげましょう。
私が一番言葉かけでうれしかったことは、ある人から「若いうちにうつ病になってまだ良かったのよ。歳をとってからなると、なかなか治らないらしいわよ。」
この一言にとても心は救われました。「寝ても覚めてもずっと倦怠感はつきまとっている体だけれど、希望をもっていいんだ。」と思いました。
ある人からの何気ない一言で、少し明るい気持ちになってきました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。