距離を置きたいけど、どうしても置きづらい場合
こんにちは、たっかーです。
親との関係がぎくしゃくしてくると、ちょっと親から離れたいなと思うことがあります。
実際に離れて距離を置くことはとても有効です。
距離を置くことによって冷静に考える時間を取れるからです。
親と離れて生活している場合はもともと物理的な距離を取れていますが、親と同じ屋根の下で生活している場合は物理的に距離を置いてちょっと離れるというのが意外と難しかったりします。
しかし、親と同じ屋根の下で生活している場合はもともと親との距離が近いだけに、ちょっと親から離れたいなと思うことも親と離れて生活している場合よりも多くあります。
…え!? そんなの、何日か家出て行ったらいいんじゃないの?
まあそうなんですが、すんなりと何日か友達の家にでも行ってくると言って出て行ければいいですが、それもできない、あるいはそれをすることで新たなぎくしゃくが生じることもあるのです。
そりゃあ、2,3日いや、1日でも完全に家を出て考える時間が取れればその方がいいですが、どうしてもできない場合は、自分の作業に没頭する、これです。
自分の作業に没頭することで、できるだけ外側の世界を遮断して自分だけの世界に入り込むことです。
家での自分の作業というと、学校や仕事の課題・準備、ゲームなどの趣味もありますが、それらに加えて、食事や入浴、歯磨きといった生活作業に意識的に没頭することです。
自分の世界に入り込むことで、一時的に、外側の世界と心理的・精神的な距離をとることができます。
苦肉の策ではありますが、作業に没頭することで外側の世界を遮断して自分の内側に退避し、冷静になる、親とのぎくしゃくをクールダウンする感覚を確保するのです。
本当に苦肉の策ではありますが…。