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東南アジアの旅20日目カンボジア。シェムリアップ

カンボジアは、何か分からないが色々と感じさせてくれるものがある。

現在地:シェムリアップ(カンボジア)



この日は夜からシェムリアップで有名なサーカスに行く。
それまでの時間はこの街でのんびり過ごした。

毎朝ホテルのロビーで英会話レッスン。
居心地が良すぎる。
ランチ
クメール料理 AMOK FISH 3USD(約470円)
ココナックカレーのようなもので魚を蒸し煮した料理。
これが最高に美味い。
タイのカオソーイもスープは似ていて、美味しかったが、こっちの方が濃厚で旨味が凝縮されている印象
安いのでついおやつ感覚で一杯飲みに行ってしまう
メキシコ料理のレストラン。



ラオスの料理も日本人のくちに合うのか、美味しかったが、カンボジアの料理はそこを超えてきた。
基本、安いレストランにしか行かないのだがそれでこのクオリティは衝撃すぎる。


そして夜。サーカスだ。
タクシー代をケチり3キロほど歩いて会場に向かう。


このサーカス、曜日によってテーマが変わり、この日はWHITE GOLD (白金)
現代社会、宗教の教えとのバランスをとるコミュニティがテーマとなっているみたいだ。

コメディを挟みつつの圧巻のパフォーマンス
アクロバットが今まで生で見た中で1番すごかった


ちなみに値段が1番安いC席で18USD(約2600円)
1番高い正面のA席で35USD(約5100円)

このサーカス、NGOのサーカス養成学校「ファー・ポンルー・セルパク(Phare Ponleu Selpak)」の卒業生で構成されている団体でやっているのだそう。

1993年に内戦が終結したカンボジアだが、内戦中のポル・ポト政権による頭脳階級の粛清による影響で、そもそも「学ぶこと」の必要性を理解できていない子供が多いのが現状みたいだ。

このサーカスを通し、子供たちに「学ぶこと」に興味を持ってもらおうという思いが功をなし、今ではこのファー•ポンルー•セルパクには沢山の生徒が増え、職業訓練所にも多くの人が通うようになったみたいだ。

このサーカスの売上の75%もこの学校へ寄付している。


正直初めは、
「観光客の暇つぶしに作られたサーカス」
程度にしか思っていなかった。



だがこのショーを実際見たあと、かなり心を動かされた。


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