齋藤飛鳥は〈飛ぶ鳥〉になれるか?

大ヒットアニメの「推しの子」が実写化されるとのこと。主人公のアイ役には元乃木坂46の齋藤飛鳥さんが抜擢、例によってそのキャスティングに対して、ネットを中心に賛否両論が侃侃諤諤繰り広げられている様子です。

齋藤飛鳥
【遺伝】38、【対人】28、【本能】20、【本質】30、【天命】58

偏りが激しい名前です。8系列数が3種類あり、残りは0系列数が2種。注目なのは行動を支配する【本能】と、精神的な支柱とも言うべき【本質】が同じ0系列数なので、一か八かの勝負好きという点で、彼女の心と身体にはブレがありません。しかし20画にせよ、30画にせよ、決して一般人に向く画数ではなく、殆どギャンプルや勝負事にしか、その利用価値はありません。

ただ俳優としてみれば、常人離れしている0系列数は「思い切った」或いは「振り切った」感覚という、役者としての引き出し(=武器)になり得ます。また、0系列数は怪我・災厄・犯罪などに親和性のある〈危ない〉数でもあり、逆にそれを逆手にとって医者・法律家・警察などに職を求める人にとってはプラスにもなり得ます。その意味では、俳優として「ここ一番」で人並み外れたパワーを発揮することも可能でしょうし、医者・法律家・警察官役や、犯罪をテーマにした作品にシフトしていくという手もあります。

【天命】の58画を始め、8系列数はアスリート数であり、体を動かし、体を使って表現する俳優に向く画数であることは再三申し上げている通りです。中でも58画はエネルギッシュでパワー溢れる画数。そのパワフルな活動状況から、俳優やアスリートだけでなく事業家としても適性があります。およそ事業家というのはエネルギッシュに動かねばなりませんから。0系列数の持ち主は社会に出てから覚醒する人も多く、俳優としてある程度キャリアを積んでから、事務所を起こしたりする可能性もありますね、齋藤飛鳥さんは。

いずれにせよ、世間の評価が賛否に大きく割れるのは良い傾向です。それだけ注目度が高いということですから。彼女の名前には0系列と8系列しかありません。それは、それ以外の引き出しがないということでもあります。現在若手で活躍している俳優の方は0系列と8系列を持った上で、更なる魅力のパワーを持っている人が殆ど。だから長い期間第一線で俳優を続けるのは難しい可能性もあります。しかしそれでへこたれるような弱い人生ではありますまい、齋藤飛鳥さんは。後半生は事務所を起こして後進を育成しましょう。


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