《人間愛のドラマ》 「Doctor-X ファイナル」上映
光希重名士の姓名判断的ココロ(55)
「劇場版・Doctor-X FINAL」を観てきました。このテレビシリーズ全7シーズンは、何かの用事とか仕事とかで観られなかった時以外は必ず観てきたので、よく知った作品です。主演の米倉涼子氏が持病を抱え、体力的に今後の作品は期待できないということ、蛭間院長役だった西田敏行氏の最近の死去など、ファイナルとせざるを得ない状況も理解しつつ、《最期のお別れ》のつもりで今日(12/9)、映画館に行ってきました。
英語遣いの場合も多いため作品名には姓名判断は使えませんが、作品を見終わってふと考えたことがあります。ネタばらしは出来ませんが作品を観ていて、『さては、こういう展開だな?』とか『ははーん、こういうことか…』とか、『最終的にはこんな感じになるんだろうな。』といった、私の浅はかな〈読み〉は悉く外れ、終わり頃には思わず涙ぐんでいました。映画を観て涙ぐんだのはいつぶりだろうか… そこには主人公である、米倉涼子氏演じる大門未知子の、限りない《医者としての人間愛》が溢れていたからです。私は思わず、この作品の脚本家である中園ミホ氏を交えて、この3名の姓名判断をエンドロールを眺めながら、頭の中でしていました。
大門未知子 【本能】16画
米倉涼子 【遺伝】16画
中園ミホ 【本質】16画
医者に必要不可欠な画数は、癒やしであり、人への奉仕が歓びである6系列数、中でも最強なのは6画と16画だと、私は考えています。驚くことに場所は違えど、この3名は共通してこの、医者に必要不可欠な「16画」を持っています。中園ミホ氏は脚本家になる前コピーライターだったと記憶していますが、【本質】に16画を持つ氏の生き甲斐は《癒やし》であり、《人助け》であり、《思いやり》なのでしょう。一言で言えば人間愛。今日の映画を観て、それを確信しました。この作品は中園ミホ氏の【本質】である16画の元に、物語の主人公が引き寄せられ、主演の俳優が引き寄せられ、ストーリーが導かれているのでしょう。改めて、良い作品だったと思います。