禍福はあざなえる縄のごとし
米大リーグドジャース・大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平氏のギャンブル・トラブル問題が、収まるどころかドンドン広がっている様子です。大谷選手への様々な影響も心配です。この問題、一体どうなってしまうのか…
水原一平
【遺伝】14、【対人】9、【本能】6、【本質】11、【天命】20
【天命】の20画は「一発勝負運」とも「災厄運」とも言われる、一般人には手に負えないほどの不幸を呼ぶ数意であることは《アメブロ》の〈3足の草鞋〉でも書きました。勝負師しか活かせない数です。そこに今回の問題の根本があるのは確かなのですが、ここでは別の視点を書きたいと思います。
ネットニュースによれば、水原一平氏は通訳としての給料を、日本円にして4,500万~7,500万円ほど得ていたらしいです。それだけの収入がありながら何故ギャンプルに嵌まったのか。当人は『自分はギャンブル依存症』と懺悔したらしいですが、ギャンブルの目的の第一は“一攫千金”であることは論を待ちません。水原氏にとってこの金額は、さらに一攫千金を狙わねばならない程度の収入だったのでしょうか。そこが第一義として不思議極まりない。
言い方は悪いですが水原氏にとって、この通訳としての年俸は《あぶく銭》だったからだと、私は思います。彼は日本人でありながら(多分ご両親の仕事の関係で?)中学・高校と、アメリカで生活していたらしい。大学へも行ったのかどうかは知りませんが、つまりは棚ぼた的に日本語と英語がネイティブになった「大して努力もしてない、結果的バイリンガル」のようです。
だから、巡り会いで大谷翔平選手と知り合い、意気投合し、頼られ、彼のビジネスサポート&通訳を「させてもらえる幸運に出会った」ことのありがたみを感じていなかったのでしょう。必死に努力した挙げ句、漸く通訳の仕事をゲット出来、しかもそのクライアントが大谷翔平選手だった…といったような「ビジネス成功物語」であれば、いくらギャンブル好きな名前であっても、おいそれと大金を突っ込むような馬鹿な真似はしなかったのではないでしょうか。ギャンブルにはリスクがつきものであることは子供でも知っている話です。それでも当初、ゴーサインを自分に出したのは、受け取っている給料が分不相応に高く、しかも努力なしに得られた《あぶく銭》だったからでしょう。《あぶく銭》なら失っても大したダメージを受けないからです。
一夜にして水原氏の説明が変化したことにも、世界中がザワついています。もしも大谷選手が「違法賭博での借金」だと理解した上で、必要な金を肩代わりしていたなら、それだけで犯罪行為となってしまい、訴追され野球界も追放されてしまう可能性すら、ゼロではないと話す人も出てきています。
あんなに人の良い大谷選手にもアンチはいます。大谷選手を引きずり下ろすために水原氏を「罠にはめて」問題とするようなシナリオを書いた輩がいるのかも知れません。また、基本的に白人(特にアングロサクソン系)は根本的に有色人種への差別心や妬み・嫉み・上から目線の考え方を持っていると言う専門家もいます。彼らにとっては、黄色人種の選手が全米一の野球選手として前代未聞の大活躍をするのは、きっと許しがたいことなのでしょう。
今回の騒ぎが、単に“ギャンブル依存症の男が大負けして借金が膨らみ、ビジネス・パートナーが助け船を出した”話ではない可能性もあります。いずれにせよ、日本の宝である大谷翔平選手の今後が、気になって仕方ありません。
以前「アメブロ」での自身のブログ「3足の草鞋」にも書いたのですが、大谷翔平選手の【天命】は27画であり、この画数の数意は「名誉運」。しかし同時に「非難運」でもあり、大きな名誉運は時としてそれを上回る非難を浴びることにもなり得ます。同様に27画を【天命】に持っていた、歌手の故美空ひばりさんも、大きなバッシングを受けていたことがありました。今私は名誉運とその裏に隠れた非難運が入れ替わるのを、非常に心配しています。
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