優れた商品が必ず売れるとは限らない
光希重名士の姓名判断的ココロ(59)
本日(1/3)付けの読売新聞朝刊1面トップに「AI近未来」という特集記事が掲載されていました。大見出しには「ロボット 生涯を共に」とあり、リードには「家事・介護 感情を理解」。早稲田大学の〈次世代ロボット研究機構〉でのロボット開発の様子が、丁寧に紹介されています。
1人に1台、一生寄り添う…そんなコンセプトの〈人型スマートロボット〉「AIREC」(アイレック)が、4月に開催される大阪・関西万博で披露されるとのこと。いよいよ子供の頃に観た「鉄腕アトム」の世界の幕開けか?
人型スマートロボット
※便宜上、「人型」を姓、「スマートロボット」を名として鑑定
【遺伝】11、【対人】21、【本能】21、【本質】11、【天命】32
アイレック
※便宜上、「アイ」を姓、「レック」を名として鑑定
【遺伝】4、【対人】7、【本能】6、【本質】3、【天命】10
商品には必ずといっていいほど《ネーミング》がついて回ります。商品の良さやキャラを端的に表すことで消費者の認知度を高め、好印象を持ってもらう効果があります。しかし世に優れた商品は数多かれど、優れた商品が必ず売れるとは限りません。大したことない商品が馬鹿売れすることも多々あります。また、長く低調だった商品が何かの切っ掛けで売れ出すことも。
切っ掛けとして、姓名判断の鑑定士なのでネーミングの画数・構成にはいつも注目しています。その観点からすると、上記のネーミングは両方とも?がつく名前だと言えます。「人型スマートロボット」に関しては1系列ばかりの画数の姓名構成で、確かにロボットなので論理力を表す1系列数や、数学的能力の2系列のみで構成されるのは納得できますが、1系列数ばかりだと〈我が道を行く〉スタイルになりすぎて、人に寄り添うのは難しそうです。
「アイレック」に関してはコミュ力が強い3画とか、奉仕好き&世話好きな6画を持っているのは良いのですが、【天命】の10画が破壊的。常にトラブルを招き、その解決に生き甲斐を感じる画数で、勝負強さはあるものの普通の人が送る普通の生活には馴染みません。この二つ、このままのネーミングでは残念ながら前途多難と言わざるを得ません…姓名判断的にはですが。
記事によると研究者の間では、AIの近未来に楽観と悲観が交錯しているようで、「良い結果の方が悪い結果より起こりやすい」という意見もある一方で「人類滅亡のような極端に悪い結果が起こる可能性がゼロではない」等とする意見も過半数を数えているようです。テレビ番組や新聞記事でも、賛否が半々に分かれるような状況が最も人々の関心を呼んでいる状態だそうで、多くの人々の関心事であれば、少なくとも最悪の事態とはならないのではないでしょうか。いかにも楽観主義的な、典型的日本人としての感覚ですが。笑