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治療方針が決まった話

健康診断で「要精密検査」と言われてからほぼ1ヶ月。
夏休み明けの診察で、ついに治療方針が決まった。

  • ステージ2b、リンパ節転移あり。

  • 6ヶ月の抗がん剤治療、AC療法3か月、次の3か月はHER2の結果次第で内容決定。その後、手術。

  • ホルモン受容体陽性なので、手術後に10年間のホルモン治療予定。

初診で説明を受けた時と、ほぼほぼ想定通りの結果だった。
よく「がん治療は自分で選択する場面が多い」と聞くが、私の場合特にそういったことはなかった。
ただ、担当の医師も治療の根拠や理由をきちんと説明してくれたので、治療方針について特に不満や疑念はなく。
自分でもある程度調べて、こういった場合はこういったケースになるということが多少予想できていたし。

担当の医師から説明を受けたあと、看護師と薬剤師から抗がん剤治療についての詳細な説明を受けた。
それを踏まえて、質疑応答の時間。丁寧にいろいろ確認してくれる。
抗がん剤治療に対する不安を、極力減らそうとしてくれる気持ちが感じられた。

抗がん剤治療というと、長期入院して・・・のイメージが強かったが、今はほぼ通院で行われているとのこと。
入院するとお金もかかるしね・・・副作用があるとはいえ、自宅で普通の生活が送れるならその方がありがたい。子供もいるしね。
私の場合、副作用の中でも吐き気の懸念が大きく(過去に重度妊娠悪阻で入院した経験あり)、その不安を伝えたところ、薬の種類や量を調整してくれることになった。ありがたい。
脱毛など、どうにもならない副作用もあるが、吐き気は比較的コントロールしやすいとのこと。

実は、治療方針が決まってから抗がん剤治療をスタートするまでの期間が三日しかない。
その二週間前から「その可能性が高い」と言われていたので、ある程度覚悟&心の準備はしていたとはいえ、準備やら何やらでバタついている。
仕事を休職しておいて本当によかった。正直、とても仕事をしながら対応できるような状況じゃない。
多分、仕事をしていたらそちらに穴をあけるのを恐れて、診察や検査のタイミングがちょっとずつ後ろ倒しになって、実質治療スタートするのが遅くなったんじゃないかと思う。
職場には申し訳ないが、病気のこと第一に考えられるのは本当にありがたい。

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